群馬県立敷島公園水泳場

群馬県立敷島公園水泳場



群馬県前橋市にある群馬県立敷島公園水泳場は、日本水泳連盟に認可された50メートルの屋内水泳場です。この施設は敷島公園内部に位置し、2020年から2023年にかけて、関水電業がネーミングライツを取得したため「関水電業敷島プール」として親しまれていました。

施設概要


敷島公園水泳場は、全体で10226.6平方メートルの敷地をもち、3946.40平方メートルの建築面積を誇ります。1996年に建設されたこの建物は、RC造の一部S造で3階建てとなっており、延床面積は5050.32平方メートルです。管理棟には、様々なセクションが設けられており、事務室や更衣室、大会運営室、選手控室などが揃っています。

プールの水深は、通常時が1.3メートルから1.75メートルの範囲ですが、水球競技開催時には1.55メートルから2.0メートルに調整されることになります。特に、プールの1レーンは水深1.3メートルに設定されています。

トレーニング室


この水泳場にはトレーニング室も併設されており、さまざまな目的に応じたトレーニングマシンが完備されています。利用者は自身のフィットネスニーズに合わせたトレーニングが行える環境が整えられています。

屋外施設


屋外には25メートルプールをはじめ、多様なプールがあります。屋内の50メートルプールが大会で使用される際には、夏季にアップやダウン用のプールとして利用されることがあります。


新施設の整備計画


群馬県は、2020年10月に敷島公園水泳場の建て替えを発表しました。老朽化した施設を改善するため、オリエンタルコンサルタンツやみずほリサーチ＆テクノロジーズによる調査・計画が進められ、最終的に2022年12月にはPFIが導入されることが決定しました。新たな施設は、日本国内で最大の屋根架構面積を誇るもので、2029年に行われる国民スポーツ大会に間に合わせる予定です。

建て替えの理由としては、施設の老朽化やプールの水深、レーン幅が公認基準に満たないことが挙げられています。このため、関水電業とのネーミングライツ契約も終了し、建て替えの間は元の名称「群馬県立敷島公園水泳場」に戻されました。

主な競技大会


このプールは、群馬県内での水泳競技の中心的な施設として利用されています。主な大会には、群馬県高等学校総合体育大会、前橋市中学校総合体育大会などがあり、多くの選手たちがここで成長しています。

オフィシャルウェブサイトでは、施設の詳細や使用案内、イベント情報などが更新されていますので、利用予定の方はぜひご確認ください。

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