萩尾匡也

萩尾匡也選手について

基本情報

萩尾匡也（はぎお まさや）は、2000年12月28日生まれのプロ野球選手で、熊本県菊池郡大津町出身です。ポジションは外野手で、右投げ右打ちの選手です。現在は読売ジャイアンツに所属しています。

経歴

プロ入り前

彼の野球キャリアは、地元の大津町立室小学校で4年生から始まりました。次に、大津町立大津北中学校では北熊本ボーイズという硬式野球チームで活躍しました。その後、文徳高等学校に進学し、1年春から4番打者としてチームを引っ張ります。2年秋と3年春の熊本県大会で優勝を果たしますが、甲子園大会には出場できず、3年間での高校通算成績は46本塁打となりました。

大学時代

その後、慶應義塾大学に進学し、2年春からベンチ入りを果たしました。大学での初打席で早速本塁打を記録し、4年時には春季リーグ戦で5本塁打を放つ活躍を見せました。その成績からハーレムベースボールウィークの日本代表にも選ばれ、さらに東京六大学野球リーグでは打率.400、4本塁打、17打点という成績で戦後16人目の三冠王に輝くという快挙を成し遂げました。

プロ入り

大学卒業後、2022年9月にプロ志望届を提出。ドラフト会議で読売ジャイアンツから2位指名を受け、11月に契約を結びました。契約金は推定7500万円、年俸は1200万円です。背番号は12に決まり、担当スカウトは脇谷亮太氏です。

ジャイアンツでの活躍

2023年シーズンは二軍でのスタートとなりましたが、イースタン・リーグでは5月に18試合出場し、月間打率.473という素晴らしい成績を収めました。この成績によりファーム月間MVP賞を授与されました。5月28日に一軍昇格し、阪神タイガース戦でプロ初出場を果たします。この試合では初安打も記録しましたが、その後はちょっとした苦境に直面します。二軍では101試合に出場し、打率.283、7本塁打、36打点という数字を残しましたが、一軍では11試合中1安打のみという結果でした。

シーズン終了後の契約更改では、現状維持の1200万円で契約しました。11月25日からは台湾で行われたアジア・ウィンター・リーグにも参加し、7試合連続安打を記録するなどして打率.326をマークしました。

2024年シーズンは一軍入りを果たし、4月2日に中日ドラゴンズ戦でプロ初打点、次の日には初本塁打をも記録しました。

選手としての特徴

プレースタイルにおいては、大学時代から鈴木誠也選手のバッティングフォームを模倣しています。彼の笑顔はチームのシンボルとなっており、座右の銘は「笑門来福」という言葉です。明るい人柄で、チームのムードメーカーとしても知られています。

詳細成績

2023年度のシーズン終盤時点での彼の成績についても触れておきます。全体的な守備力や打撃力は着実に向上しており、さらなる成長が期待されています。

最後に

萩尾匡也選手は、まだ若いながらすでに多くの実績を残しており、今後の成長に注目が集まっています。彼の活躍が今後のプロ野球界にどのような影響を与えるのか、非常に楽しみです。

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