葛飾区立立石図書館

葛飾区立立石図書館

東京都葛飾区立石一丁目に位置する葛飾区立立石図書館は、公共図書館として1949年1月に開館しました。これは葛飾区内で初めての区立図書館であり、地域の文化と学びを支える重要な施設です。現在は、かつしかエコライフプラザとの複合施設内にあり、環境に配慮したライフスタイルを提案する拠点としても機能しています。

概要

立石図書館の開館時間は、平日は9:00から22:00まで開館しており、日曜日と祝日には20:00までとなっています。1階にはロビーや図書館カウンター、自動貸出機や返却機が設置されており、利用者が便利にアクセスできる仕組みが整っています。

各階には多様なフロアが用意されており、具体的には以下のようなサービスが提供されています：

4階

• - 閲覧室
• - 環境・3R情報コーナー
• - ビジネスパソコンコーナー

この階はビジネスや環境情報を集約したエリアで、専門的な情報を求める方々に対しても適した環境が提供されています。

3階

• - 一般図書コーナー（リファレンスカウンター）
• - ヤングアダルトコーナー
• - ビジネス支援コーナー
• - 地域資料コーナー
• - 閉架図書室

このフロアは一般向けの図書とビジネス支援に特化しており、地域に密着した資料を探しやすく配置しています。

2階

• - 児童室（児童カウンター）
• - おはなしのへや
• - 対面朗読室

子どもたちが安心して利用できる児童室では、絵本や物語が豊富に揃い、子供向けのイベントが開催されています。

1階

• - ロビー（総合案内）
• - 図書館カウンター
• - 新聞・雑誌・CDコーナー
• - 喫茶コーナー「タッセル」

多様な素材や視覚情報が得られる1階では、飲食も楽しみながらリラックスできるスペースが提供されています。

所蔵数についても、大変充実しており、一般書が75,463冊、児童書が23,648冊、AV資料が3,752点に及びます。この豊富な資料群は、地域住民にとって貴重なリソースです。

歴史的沿革

立石図書館は、1949年1月に葛飾区本田町に最初の館が開館したことに始まります。1950年には、利用者の閲覧料が無料化され、より多くの人々に利用されるようになりました。その後、いくつかの増築や名称変更があり、1973年には一時閉館を経て再開しました。2009年には建て替え工事を行い、2011年6月に現在のエコライフプラザと併設された新しい姿となって開館しました。

アクセス

交通の便も良く、京成電鉄押上線の京成立石駅から南口より徒歩約5分の距離に位置しています。さらに、路線バスも利用可能で、本田小学校前で降車すれば徒歩2分以内でアクセスできます。

これらの要素が組み合わさり、葛飾区立立石図書館は地域の学びや情報交流の中心として、多くの方々に親しまれています。

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