蛭田みな美

蛭田みな美 - 若手実力派女子プロゴルファー

蛭田みな美（ひるた みなみ）は1997年7月15日生まれの女子プロゴルファーで、福島県東白川郡鮫川村出身です。彼女の兄もプロゴルファーである蛭田玲於という、スポーツ一家で育ちました。ゴルフは3歳から始め、以降その才能と努力で急速に成長を遂げました。

経歴の始まりと重要な大会

学校法人石川高等学校を卒業後、彼女は多くのジュニア大会で素晴らしい成績を収めてきました。具体的には、2011年の「日本ジュニアゴルフ選手権競技」では女子12-14歳の部で7位に入賞し、注目を集めました。

さらに、2014年に行われた「世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会」では優勝し、見事に日本代表に選出されました。この大会では個人戦で3位を獲得し、永井花奈選手とともに団体戦でもフィリピンのチームにわずか1打差で優勝しました。この成功により、彼女の名前が広まりました。

同年、蛭田は「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」においても素晴らしいパフォーマンスを箱しており、マッチプレー決勝を3アンド2で勝利し、再び優勝を果たしました。2015年には、日本ジュニア選手権（女子15-17歳の部）でも優勝を飾っており、彼女の成長は確かなものでした。

プロ昇格とその後の成績

2016年にはプロテストに合格し、本格的にプロゴルファーとしての活動をスタートしました。プロ入り早々から、彼女は「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で高橋恵選手に次ぎ、小野祐夢選手と並んで2位タイに入るなど、その実力を証明しました。

2017年には「ヨネックスレディス」での活躍が目立ち、36ホールに短縮された最終日では絶好調のバーディーを重ね、青木瀬令奈選手に2打差の2位でフィニッシュ。彼女の名はますます広まりました。

2018年にはステップアップツアーにおいてプロ初優勝を果たし、その後も順調に成績を残します。2019年には「Tポイント×ENEOS トーナメント」で4位タイになり、賞金ランクでも58位にランクインしました。

初優勝の瞬間

そして、2023年8月には「CATレディースゴルフトーナメント2023」において、最終日の最終組でプレーし素晴らしいラウンドを展開しました。トータル13アンダーという好成績で、同じく素晴らしい選手である西郷真央選手とのプレーオフに突入。1ホール目で見事にバーディーを奪い、プロ入り8年目にして初のJLPGAツアー優勝を達成しました。この成功は彼女の努力と情熱の賜物であり、多くのファンに感動を与えました。

プロ成績とテレビ出演

彼女のプロゴルファーとしての成績には、JLPGAツアーでの1勝に加えて、ステップアップツアーの九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメントでの優勝も含まれています。また、彼女はゴルフサバイバル（BS日テレ）にも出演し、視聴者に彼女のゴルフの腕前を披露する機会も持っています。

蛭田みな美は今後の活躍が期待される選手であり、その若さと実力でますます輝かしいキャリアを築いていくことでしょう。

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