蟹江駅

蟹江駅 (かにええき)

蟹江駅は、愛知県海部郡蟹江町大字今字上六反田に所在する、東海旅客鉄道（JR東海）関西本線の駅です。同じ蟹江町内にある近鉄蟹江駅と区別するため、「JR蟹江駅」と呼ばれることが一般的です。駅番号はCJ03。

歴史

蟹江駅は、1895年（明治28年）5月24日に、関西鉄道の駅として開業しました。当時の路線は名古屋駅 - 弥富駅間であり、開業当初から一般駅として機能していました。

1895年（明治28年）5月24日：関西鉄道の駅として開業。
1907年（明治40年）10月1日：関西鉄道が国有化。
1909年（明治42年）10月12日：線路名称制定により、関西本線所属となる。
1961年（昭和36年）10月1日：貨物取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる。
1992年（平成4年）11月：JR全線きっぷうりば営業開始。
2006年（平成18年）11月25日：ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
2016年（平成28年）9月23日：蟹江町とJR東海が橋上駅舎などの整備協定を締結。
2019年（平成31年）2月3日：仮設駅舎の供用を開始（旧駅舎の解体と新駅舎の工事開始）。
2021年（令和3年）1月31日：橋上駅舎と自由通路の供用を開始、北口臨時改札を廃止。
2021年（令和3年）2月1日：集中旅客サービスシステム（現・お客様サポートサービス）の使用を開始、サポートつき指定席券売機を導入。

駅構造

蟹江駅は、相対式ホーム2面2線を有する橋上駅です。列車交換が可能で、駅舎側（構内南側）の1番線が下り本線、構内北側の2番線が上り本線となっています。両ホームの間には非電化の中線があり、主にJR貨物の貨物列車が待避に使用します。上下ホームは橋上駅舎内で連絡しています。また、駅舎の西側には保線材料留置用の短い側線があります。

駅業務はJR東海交通事業の職員が担当する業務委託駅であり、桑名駅が当駅を管理しています。駅舎内部には、JR全線きっぷうりば、自動改札機、自動券売機（TOICA対応）、サポートつき指定席券売機、TOICAチャージ機が設置されています。

2021年1月31日、橋上駅舎と自由通路の供用開始に伴い、改札口は橋上駅舎へ統合されました。以前は北口が始発から午前9時まで利用可能でしたが、現在は廃止されています。2021年2月1日からは、集中旅客サービスシステムが導入され、周辺駅へ出向くJR東海交通事業の係員が事務所に常駐しています。

のりば

相対式ホームで、以下の通りです。

駅周辺

駅北側は1997年（平成9年）に市街化区域に指定され、区画整理事業が進められた結果、マンション建設などが進み、人口が急増しました。事業化前は数十人程度だった人口が、2016年（平成28年）9月時点では約1,100人にまで増加しています。駅前広場やヨシヅヤJR蟹江駅前店が開店し、利便性が向上しています。

蟹江町立学戸小学校
蟹江町立須西小学校
蟹江町立蟹江北中学校
蟹江町観光交流センター・祭人
近鉄名古屋線 近鉄蟹江駅 - 南へ約1.5キロ
冨吉建速神社・八剱社

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

関西本線
■快速「みえ」・■快速：通過
■区間快速：春田駅 (CJ02) - 蟹江駅 (CJ03) - 弥富駅 (CJ05)
■普通：春田駅 (CJ02) - 蟹江駅 (CJ03) - 永和駅 (CJ04)

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