西一宮駅

西一宮駅（にしいちのみやえき）は、愛知県一宮市天王一丁目に位置する名古屋鉄道尾西線の駅です。駅番号はBS21で、名鉄一宮駅と開明駅の間に位置しています。

歴史

1914年（大正3年）8月4日に開業しました。
1963年（昭和38年）度には貨物営業が廃止されました。
1968年（昭和43年）7月16日に無人化されました。
1994年（平成6年）頃より高架駅化工事が始まり、仮駅が運用されました。仮駅は従来の地上駅より南方の国道155号線踏切付近に設置されました。
1995年（平成7年）7月29日に従来の地上駅付近に高架駅が竣工しました。
2007年（平成19年）8月8日にトランパスが導入されました。
2011年（平成23年）2月11日にICカードmanacaが導入されました。
2012年（平成24年）2月29日にトランパスの供用が終了しました。

駅構造

単式1面1線のホームを持つ高架駅で、ホーム長は88m（4両分）です。ホームへの階段は玉ノ井方向にのみ設置されています。駅集中管理システムが導入された無人駅で、自動改札機や自動券売機はありません。利用者が少ないため、エレベーターは設置されていません。

名古屋本線やJR東海道本線の列車が走行する姿も見られる場所に位置しており、天候の良い日には138タワーを望むことができます。

利用状況

2020年度の1日平均乗降人員は445人です。
2013年度の1日平均乗降人員は348人で、名鉄全駅（275駅）中268位、尾西線（22駅）中22位（最下位）でした。
1992年度の1日平均乗降人員は340人で、当時の名鉄全駅（342駅）中297位、尾西線（23駅）中22位でした。
2010年度の1日平均乗車人員は150人です。

近隣住民の多くが名鉄一宮駅（またはJR尾張一宮駅）を利用するため、尾西線の駅の中では五ノ三駅に次いで利用客が少ない状況です。

駅周辺

稲荷公園
国道155号
東邦ガス
サンファイン一宮工場
ソトー一宮工場
一宮職業安定所（ハローワーク一宮）
一宮市立中部中学校
一宮スイミングスクール
* 一宮市循環バス（i-バス）：一宮コース「西一宮駅」バス停

隣の駅

名古屋鉄道
尾西線
名鉄一宮駅（NH50） - 西一宮駅（BS21） - 開明駅（BS22）

西一宮駅は、地域住民の生活を支えるローカル駅であり、高架化によって安全性と利便性が向上しました。周辺には公共施設や工場などが点在し、地域社会に密着した駅として機能しています。

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