西日本総合展示場

西日本総合展示場について

西日本総合展示場（にしにほんそうごうてんじじょう）は、福岡県北九州市の小倉北区に位置し、多目的な展示や見本市を開催するための施設です。このコンベンションセンターは、JR小倉駅から徒歩わずか5分の距離にあり、アクセスの良さも魅力の一つです。特に新館は、ペデストリアンデッキで駅と直結しているため、訪れる方にとって非常に便利です。

概要

本館は1977年5月に開業し、再び1998年4月には新館がアジア太平洋インポートマート（AIM）ビルとして登場しました。さらに、AIMに流通センター棟も設けられ、本館と新館の両方がそれぞれ特色を持った展示スペースを提供しています。

本館の展示面積は7,000平方メートルで、有効天井高は10メートル。一方で新館であるAIM展示場棟は約8,000平方メートルの展示面積を持ち、有効天井高も13メートルと、広々とした空間が特徴です。また、AIMビルの流通センター棟の3階には、1,300平方メートルの中規模な展示スペースも整備されています。

加えて、建築デザインは著名な建築家、磯崎新氏によるもので、斜張ケーブル構造の部分は川口衞氏の設計によるものです。これにより、施設は機能性と美観の両方を兼ね備えています。

運営とイベント

運営母体は、2017年に公益社団法人北九州市観光協会と合併することで「公益財団法人北九州観光コンベンション協会」となり、地域の観光振興にも寄与しています。周辺の公的施設も同団体が運営しており、地域全体のイベントなどもサポートしています。

展示場では、様々な業種にわたる展示会が定期的に開催されており、企業のプロモーションや新商品の発表の場として利用されています。特に人気が高いのは、冬季限定で本館の一部が使用される「北九州アイススケートセンター」です。このスケートリンクは、地元住民や観光客にとっても楽しいアトラクションとなっています。

アクセスと周辺情報

西日本総合展示場へのアクセスは容易で、JR九州やJR西日本の小倉駅から新幹線口を出て徒歩5分の距離にあります。また、北九州モノレールの小倉駅からもアクセス可能で、ペデストリアンデッキが設置されているため、移動もスムーズです。動く歩道もあり、重い荷物を持っている方にも優しい配慮がされています。

総じて、交通の便が良く、多目的に活用できる西日本総合展示場は、地域の文化やビジネスにおいて重要な役割を果たしています。様々なニーズに応じたイベントが開催されるため、訪れる方々に新しい発見を提供し続けているスポットです。

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