角文

角文株式会社：150年を超える歴史と地域貢献

概要

角文株式会社は、愛知県刈谷市に本社を置く総合建設会社です。1863年（文久3年）の創業以来、150年以上にわたり、愛知県西三河地方を中心に、地域社会の発展に貢献してきました。住宅事業、建築事業、土木事業の3部門を展開し、分譲マンションや戸建住宅、事業所ビル、レジャー施設、道路、橋梁など、幅広い建設事業を手掛けています。従業員数は100名以上、一級建築士や施工管理技士など多くの有資格者を擁し、高い技術力と信頼性を誇ります。

歴史

角文株式会社の歴史は、初代鈴木文助が材木販売と建築請負業「角屋」を創業したことに始まります。当初は学校や町屋の建築を主に手がけ、地元で高い評価を得ました。2代目鈴木三郎は慶應義塾で学んだ後、家業を継承。太平洋戦争を経て、3代目鈴木孝平が会社を大きく発展させました。1960年には株式会社角文建設を設立し、本格的に建設業に進出。その後も事業の多角化を進め、KAKUBUNグループを形成しました。

4代目鈴木文三郎の時代には、碧海信用金庫本店や刈谷市総合運動公園などの建設に携わり、刈谷ハイウェイオアシス、刈谷市役所新庁舎といった大規模プロジェクトも成功させました。2009年には角文建設株式会社とすまいの角文株式会社が合併し、現在の角文株式会社となりました。

近年では、刈谷市最高層の建築物である「エクセルグランデ刈谷銀座タワー」を完成させるなど、その高い技術力と実績を改めて示しています。

事業内容

角文株式会社は、大きく分けて以下の3つの事業部門から構成されています。

住宅事業部: 分譲マンション「エルシリーズ」、分譲住宅「エルタウンシリーズ」、定借戸建住宅「エクセルタウンシリーズ」など、多様な住宅を提供しています。特に、国内初の一般定期借地権付分譲マンションを開発するなど、革新的な取り組みにも積極的に挑戦しています。

建築事業部: 事業所ビルやレジャー施設など、多様な建築物の設計・施工を手がけています。長年の経験と実績に基づいた、高品質な建築物を提供しています。

土木事業部: 道路や橋梁などの土木工事を行い、地域社会のインフラ整備に貢献しています。公共事業にも数多く携わり、信頼性の高い施工を提供しています。

地域貢献活動

角文株式会社は、事業活動を通して地域社会への貢献にも力を入れています。

ビオトープ「逢妻の郷」の整備: 本社敷地内にビオトープを整備し、地域住民に自然環境を提供しています。ホタルの飼育・放流事業にも取り組んでおり、環境省から表彰を受けるなど、その取り組みは高く評価されています。

水源の森づくり活動: 豊田市足助地区の山林を購入し、森林保全活動を行っています。間伐材を活用した消臭グッズの製造・配布など、環境保護への意識も高いです。

代表的な作品

知里付神社（知多郡武豊町）
碧海信用金庫本店（安城市）
刈谷市総合運動公園多目的グラウンド（刈谷市）
刈谷ハイウェイオアシス（刈谷市）
刈谷市役所（刈谷市）
* エクセルグランデ刈谷銀座タワー（刈谷市）

今後の展望

角文株式会社は、今後も地域社会に貢献できる企業を目指し、持続可能な発展を追求していきます。高い技術力と信頼性を活かし、より質の高い建築物やインフラを提供することで、地域社会の発展に貢献していくことが期待されています。

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