谷塚駅

谷塚駅について

谷塚駅（やつかえき）は、埼玉県草加市谷塚一丁目に位置する東武鉄道伊勢崎線の駅です。東武スカイツリーラインの愛称区間に含まれ、駅番号はTS 15です。

歴史

谷塚駅は1925年（大正14年）10月1日に開業しました。その後、駅の改良工事が重ねられ、1986年には上り線が高架化されました。1987年には2面3線化、1988年には高架化工事が完了し1面4線化されました。さらに、1993年にはエスカレーター、1994年にはエレベーターが設置され、バリアフリー化が進められました。
2012年には駅番号TS 15が付与され、2023年には駅高架下に商業施設「EQUiA（エキア）谷塚」がオープンし、駅周辺の利便性が向上しています。また、2023年11月にはホームドアが使用開始されました。

駅構造

現在の谷塚駅は、島式ホーム1面2線を有する高架駅です。緩行線のみが停車します。かつて地上駅だった頃は、2面4線の配線で、中央が本線でした。高架複々線化工事中の1987年頃には、上下共用の中線がある2面3線の駅でした。

谷塚駅は、海抜3.45mで埼玉県内で最も低い駅として知られています。

駅構内には、1階改札内にトイレがあり、2008年度には多機能トイレも設置されました。改札内コンコース階段部分にはスロープがあり、バリアフリー対応も進んでいます。エレベーター1基とエスカレーター2基が設置されています。

定期券売り場は設置されていません。

ハンドル形電動車椅子の利用は可能ですが、事前の申し込みが必要です。

駅構内（改札外）および高架下には、かつて店舗スペース「ファイン谷塚」がありましたが、耐震工事のため一部店舗は2022年に閉店しました。その後、2023年9月21日に高架下に「エキア谷塚」がオープンしました。薬局と内科クリニックは、来年夏頃の開設が予定されています。

のりば

東武スカイツリーラインの旅客案内上の路線名で表記されています。2020年6月6日のダイヤ改正以降、当駅発着の列車は一部を除き、日比谷線直通となりました。浅草方面へは北千住駅や西新井駅で乗り換えが必要です。竹ノ塚駅を始終着とし、草加駅引上線を使用する回送電車は、当駅を停車せずに通過します。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は35,038人です。伊勢崎線の普通列車のみが停車する駅としては、竹ノ塚駅、獨協大学前駅に次いで3番目に利用者が多い駅です。

駅周辺

駅周辺には、東口と西口があります。東口には駅前ロータリーがあり、バス乗り場やタクシー乗り場があります。草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」も東武バスセントラルによって運行されています。

隣の駅

東武鉄道
東武スカイツリーライン
急行・区間急行・準急・区間準急:通過
普通:竹ノ塚駅 (TS 14) - 谷塚駅 (TS 15) - 草加駅 (TS 16)

脚注

注釈はありません。

出典

東武鉄道の1日平均利用客数
埼玉県統計年鑑

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 谷塚駅（駅情報） - 東武鉄道

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