軍地彩弓

軍地 彩弓について

軍地彩弓（ぐんじ さゆみ）は、1964年4月25日生まれの日本の編集者であり、ファッション・クリエイティブ・ディレクターです。彼女は茨城県ひたちなか市に生まれ育ち、地方の学校を経て中央大学文学部に入学し、社会学を学びました。大学在学中にリクルートでのマーケティングやタイアップ制作に従事し、その経験を基にメディア業界でのキャリアを築き始めました。

卒業後、軍地氏は講談社の『Checkmate』でライターとしての道を歩み始め、フリーライターとして活躍する傍ら、講談社の人気ファッション誌『ViVi』の編集部に参加。これを皮切りに、彼女の編集者としてのキャリアは広がっていきました。特に雑誌『GLAMOROUS』の立ち上げに深く関与し、ファッションの方向性を打ち出しました。2008年には、現在のコンデナスト・ジャパンに移籍し、そこでクリエイティブ・ディレクターとして『VOGUE GIRL』の創刊に携わります。

その後、2014年に自らの会社、株式会社gumi-gumiを設立し、代表取締役に就任。様々な媒体でのファッション監修や情報番組のコメンテーターとしても知られ、エディトリアルディレクターとして『Numéro TOKYO』にも関わってきました。多岐にわたるメディアで活動している彼女は、単なる編集者にとどまらず、ファッション業界の各分野でその影響力を発揮しています。

主な経歴

• - 1986年 - 2004年: 講談社『ViVi』編集部でファッションライター活動
• - 2004年 - 2008年: 講談社『GLAMOROUS』創刊とファッションディレクター
• - 2008年 - 2009年: コンデナスト・ジャパンで『GLAMOUR JAPAN』準備室の編集長
• - 2009年 - 2010年: 『VOGUE JAPAN』コントリビューティングエディター、『GQ JAPAN』編集長代理
• - 2011年 - 2013年: 『VOGUE GIRL』クリエイティブ・ディレクター
• - 2014年 - 現在: Numéro TOKYO エディトリアル・ディレクター、株式会社gumi-gumi設立、代表取締役に就任

主要な業績

軍地氏の影響は文章ジャンルにも及び、コラムの連載や書籍の制作も活動の一環としています。たとえば、メトロポリターナやBusiness Insiderではコラムを連載し、ファッションの先見性を表現しています。また、彼女が手掛けた写真集やブランドカタログは、ファッション業界において高い評価を受けています。特に、AKB48の公式カレンダーや蜷川実花の写真集など、多様なプロジェクトでクオリティを追求する姿勢が評価されています。

さらに、メディアにおいても彼女の存在感は大きく、フジテレビの「直撃LIVE グッディ!」や「ファーストクラス」の制作に参加し、そのスタイルやセンスを広く伝えています。経済産業省においても積極的に活動しており、クールジャパン政策の一環でファッション関連の取り組みに貢献してきました。

結論

軍地彩弓のキャリアは、ファッション業界における多様な役割を担いながら、常に進化し続けています。編集者やクリエイティブディレクターとしての彼女の活動は、ファッションにおける新しい価値観を提案し、多くの人々に影響を与えています。これからも彼女のさらなる活躍が期待されます。

もう一度検索