鈴木実貴子ズ

鈴木実貴子ズ

鈴木実貴子ズは、愛知県名古屋市を拠点として活動している2ピースロックバンドです。

概要

アコースティックギターとドラムというシンプルな構成ながら、そのサウンドは「ザクっと刺さるうた」と評されるほど、聴く人の心に深く突き刺さります。奇跡的なバランスで成り立つその音楽性は、他に類を見ない独自の世界観を確立しています。バンド名の由来はボーカルの鈴木によるもので、「解散した時に、私の名前だけは残るように」という思いが込められています。

メンバー

鈴木 実貴子（すずき みきこ） - ボーカル、アコースティックギター
三重県出身。バンド活動と並行して、ソロでのライブや音源制作も行っています。
高橋 イサミ（たかはし いさみ） - ドラムス
鹿児島県出身。バンド内での愛称は「ズ」。
2015年から2024年まで鈴木の夫として活動していましたが、現在は離婚。しかし、バンド活動のパートナーとしては継続しています。
鈴木に心を込めて書いた手紙を「こんなの、いらない。」と目の前で破り捨てられたというエピソードがあります。

サポートメンバー

一部のライブや音源制作では、以下のメンバーがサポートとして参加し、4人体制で演奏することもあります。

各務 鉄平（かくむ てっぺい）- エレキギター
舟橋 孝裕（ふなはし たかひろ）- エレキベース

来歴

2012年に結成。ソロで弾き語りを行っていた鈴木に、別のバンドで活動していた高橋が声をかけたことがきっかけでした。

2012年、バンド初の音源『あああ』を発売。
2013年9月22日、アルバム『なにがポップだ』を発売。ディスクユニオンの一部店舗およびオンラインショップで取り扱い開始。
2014年
6月26日、EP『不完全人間』を発売。
9月7日、秋田県仙北市で開催された「ハイコーフェス5～潟分校 CLOSING SCHOOL FES 2014～」に出演。以後、同フェスの最終回となった2018年までに計4回出演。
この年より名古屋市千種区吹上でライブスペース『鑪ら場（たたらば）』を始める。
2015年
シングル『きらいなバンド』『花粉症』『3本足』をリリース。
この時期に制作された「都心環状線」や「アンダーグラウンドでまってる」は、現在もライブで頻繁に披露されており、後の音源でブラッシュアップ、再録されています。
鈴木と高橋が入籍。
2016年7月1日、アルバム『キミガヨ』を発売。
2017年9月20日、初の全国流通盤となるEP『名前が悪い』を発売。
2019年
3月20日、全国流通盤としては1stとなるアルバム『現実みてうたえよばか』を発売。
8月16日、「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」の「RISING★STAR」に選ばれ出演予定でしたが、台風の影響で中止。
2020年4月3日、2ndアルバム『外がうるさい』を発売。
2021年
3月16日、名古屋CLUB QUATTROで自主企画ライブ『誰のせいにもしない』を開催、竹原ピストルと共演。
6月16日、3rdアルバム『泥の滑走路』を発売。
2022年
3月19日、岐阜県可児市で開催された「ROCK FILL JAM in ala特別編」で向井秀徳と共演。
7月3日、名古屋CLUB QUATTROでの二度目となる自主企画『心臓の騒音 特別編』を、ヒグチアイを迎え開催。
7月31日、「フジロックフェスティバル '22」の新人アーティストの登竜門ステージ「ROOKIE A GO-GO」に出演。
8月13日、2019年以来2度目の「RISING★STAR」に選ばれ「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO」に出演。
9月14日、4thアルバム『最終兵器は自由』を発売。
2023年
5月21日、名古屋CLUB QUATTROで『心臓の騒音 特別編』を、eastern youthを迎え開催。
9月24日、UNITで『ファッキンミュージック レコ発』を、Analogfish、the dadadadys、Khakiを迎え開催。
12月4日、名古屋CLUB QUATTROで『心臓の騒音-ファッキンミュージックレコ発名古屋編-』を、THA BLUE HERBを迎え開催。
2024年
鈴木と高橋が離婚。
10月15日、日本クラウンのPANAMレーベルより10月30日配信のシングル「違和感と窮屈」でメジャーデビューすることが発表。
2025年
4月16日に配信シングル「風に吹かれて」をリリース予定。収録曲は「風に吹かれて」（エレファントカシマシ）、「春と修羅」（きのこ帝国）、「生活の柄」（高田渡）の全カバー曲で構成。

エピソード

「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」の「RISING★STAR」に選ばれ出演が決定するも、出演予定日の8月16日は台風の影響で中止。しかし、現地入りしていたメンバーの執念により札幌で緊急ワンマンライブ『ライジング中止ってマジか』を開催。RSR中止の報に触れ落胆していたフェス参加者の間で話題となり、RSR出演予定時刻であった14時からスタートしたライブは満員御礼となりました。

2ndアルバム『外がうるさい』リリース直後に東名阪ワンマンツアーを予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。

外部リンク

公式ウェブサイト
鈴木実貴子 (@suzukimikiko7) - X（旧Twitter）
いさみ(鈴木実貴子ズのズ) (@madaisami) - X（旧Twitter）
鑪ら場(たたらば)
* 鈴木実貴子ズ Official Channel - YouTubeチャンネル

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