長野GaRons

長野☆GaRons（ながのガロンズ）

長野☆GaRonsは長野県須坂市に拠点を構える男子バレーボールクラブチームであり、2024-25シーズンにはV.LEAGUE MEN 東地区に所属することとなっています。チームの運営は信州スポーツプロモーションが行っています。

概要

このチームは1974年に富士通長野工場内のバレーボール部として設立され、その後多くの変化を経て2015年にクラブチームとして再出発しました。当初はV・チャレンジリーグII（3部相当）に参戦し、2018年には新生V.LEAGUEのDIVISION2（V2リーグ、2部相当）に昇格しました。

チーム名の「GaRons」は、地元の観光名所である臥竜公園からインスピレーションを受けています。

歴史

長野☆GaRonsは1974年に富士通長野工場のバレー部として創設されました。数回チーム名が変更される中、2009年には第29回地域リーグ一次リーグ東部大会に富士通グループ長野として初出場し、準優勝を果たしました。その成果が評価され、翌年の第30回大会では東部リーグ優勝、プレーオフ優勝といった快挙に輝きました。また、2013年には全国6人制バレーボールリーグにおいても優勝しています。

2015年にはチームの本拠地を須坂市に移転し、チーム名を「F長野」に変更。Vリーグへの参戦を目指し、9月には準加盟申請を提出しました。同年11月には運営会社として(株)信州スポーツプロモーションが設立され、名前の公募を経て「長野☆GaRons」が正式名称となりました。

2016年2月12日、Vリーグ機構からVリーグ準加盟が内定し、同シーズンからV・チャレンジリーグIIに参戦しました。初出場となった2016/17シーズンでは、12勝9敗を記録し4位に入る活躍を見せました。しかし、2017/18シーズンには順位がやや落ち、次シーズンから新生V.LEAGUEのS2ライセンスを取得することとなります。その後、2018-19シーズンにはV2リーグに参戦し、初年度は4勝20敗と苦戦しました。

スポンサーや他チームの支援により、チームとしての存続が図られましたが、2020-21シーズンにはライセンスがS3に格下げされ、次シーズンのV3リーグ降格が決定しました。リーグでは10勝10敗の五分の成績を収め、6位という位置づけとなりましたが、競技力や運営力には課題が残りました。

2021-22シーズンには再びS2ライセンスを取得し、V3リーグでの2位以内が求められる状況でしたが、アイシンティルマーレとの対戦で全敗するなど苦しい戦いを強いられました。最終的に7勝8敗でシーズンを終え、V2復帰は叶いませんでした。

主な成績

• - V.LEAGUE DIVISION2 MEN: 優勝はなし
• - V・チャレンジリーグII/V.LEAGUE DIVISION3 MEN: 優勝はなし
• - 地域リーグ（プレーオフ）: 優勝1回（2010年）、準優勝1回（2009年）
• - 全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会（グランドチャンピオンマッチ）: 優勝1回（2012年）

長野☆GaRonsは地域のバレーボール文化を支え、今後の活躍に期待が寄せられています。

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