門脇誠

門脇誠：プロ野球選手の経歴と特徴

基本情報

門脇誠（かどわき まこと）は、2001年1月24日に奈良県奈良市で生まれたプロ野球選手で、内野手を務めています。右投左打のスタイルで、2023年から読売ジャイアンツに所属しています。

経歴

プロ入り前

彼は奈良市立平城小学校の2年生の時に、西大寺ドリームズで野球のキャリアをスタートしました。その後、奈良市立平城中学校ではリトルシニアチームの京都木津川シニア、さらにヤングリーグの北大阪ドラゴンズに所属。高校は創価高等学校に進学し、1年生の夏から公式戦でプレーし、2年生の秋には主将に就任しました。しかし、高校時代には甲子園出場の経験はありませんでした。

大学は創価大学に進学し、1年生からレギュラーとなり、3年生の秋には首位打者と最多打点のタイトルを獲得。4年生の秋にも再び首位打者の栄誉に輝き、5回もベストナインに選出された実績があります。2022年のプロ野球ドラフトで読売ジャイアンツから4巡目指名を受け、約5000万円の契約金で入団しました。

巨人時代

2023年シーズンは、新人選手として唯一の開幕メンバーに選出されました。開幕戦では代打で出場後、坂本勇人選手の不振を受けて「8番・遊撃手」として初先発。第1打席でプロ初安打を記録するなど、順調なスタートを切りました。4月には初適時打や初打点を挙げ、5月には初盗塁と初本塁打を達成します。

しかし、シーズン初めは34試合で18安打と苦しみ、打率が.169でした。しかし、7月以降の後半戦では中盤から後半にかけて急に調子を上げ、8月には月間打率.339を記録し、最高のパフォーマンスを見せます。特に9月17日にはプロ初のサヨナラ打を放つなど、活躍が目立ちました。最終的には126試合に出場し、打率.263を記録し、遊撃手としてレギュラーに定着しました。

また、シーズン後のオフにはアジアプロ野球チャンピオンシップ2023に日本代表として出場し、決勝戦ではサヨナラ打を放つなどし、MVPに選出されました。他の選手とは一線を画す活躍で、契約更新時には269%増の年俸3100万円で契約を結ぶことに成功。背番号は35から5に変更されました。

選手の特性

門脇選手の特訓すべき点は、48試合に出場した三塁手としての守備成績や、遊撃手としての俊足（50メートル5.8秒）でしょう。守備では元東京ヤクルトの宮本選手を尊敬し、打撃面では福岡ソフトバンクの近藤選手を目指していると言います。また、公式戦116試合連続でフル出場したタフネスさも持ち合わせています。監督の原辰徳からは「ストロング門脇」の愛称で呼ばれるほど、タフで精神力が強い選手です。

表彰および記録

• - 月間サヨナラ賞：1回（2023年9・10月）
• - アジアプロ野球チャンピオンシップMVP：1回（2023年）

初記録

• - 初出場：2023年4月2日
• - 初安打：同年4月5日
• - 初打点：2023年4月13日
• - 初盗塁・初本塁打：2023年5月9日

結論

今後の成長が楽しみな門脇誠選手。彼の活躍から目が離せません。

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