青山テルマ

青山テルマについて

青山テルマ（あおやま テルマ、1987年10月27日 - ）は、奈良県大和高田市生まれの女性シンガーソングライターです。上智大学国際教養学部を卒業し、音楽キャリアを磨いています。身長は156cmです。

経歴

テルマは小学6年生まで奈良で過ごし、その後、大阪のインターナショナルスクールへ通うために毎日4時間をかけて移動していました。3歳の時にジャネット・ジャクソンのミュージックビデオに触れ、音楽への関心が芽生えます。そして10歳の際にゴスペルを習い始め、12歳で家族と共にアメリカ・ロサンゼルスへ移住します。アメリカでの数年間も音楽への情熱を育んでいきました。

2002年の夏に日本へ帰国した際、音楽関係者に声をかけられ、日本でのメジャーデビューを志すようになり、その後東京へ拠点を移しました。調布市のインターナショナル・ハイスクールでボイストレーニングを受け、2006年にアメリカンスクールを卒業。9月には上智大学国際教養学部に入学し、学業と音楽活動を両立させていきました。

デビュー前から童子-TやSPHERE of INFLUENCE、DS455などの楽曲に参加し、2007年9月5日にシングル『ONE WAY』でメジャーデビューを果たしますが、オリコンでの順位は98位と振るいませんでした。しかしその年、SoulJaのシングル『ここにいるよ feat. 青山テルマ』にフィーチャリングとして参加し、彼女の知名度は急上昇。翌年にはSoulJaとのコラボ曲『そばにいるね』が大ヒットし、オリコン1位を獲得するなど、日本の音楽シーンでの地位を確立しました。

さらに、この曲は「日本で最も売れた着うたフル楽曲」としてギネス世界記録にも認定されています。同年の暮れには第59回NHK紅白歌合戦にも出場しました。2012年には大学を卒業し、キャリアをさらに追求し続けています。2024年には一般男性との結婚が発表され、プライベートでも新たな一歩を踏み出しています。

人物

テルマは父方の祖父がトリニダード・トバゴ人、日本人の混血であり、幼少期に両親が離婚した後、母親と共に東京で生活しています。「テルマ」という名は本名で、父方の曾祖母の名前から受け継いだものであり、強い意志を表現しています。また、「じゅり」という日本名もあり、フルネームは「青山テルマじゅり」です。彼女は28歳までにグラミー賞を受賞することを夢見ていると語っています。

彼女はメジャーデビュー前に子供向けの英会話番組に出演しており、このことを本人は「黒歴史」と称しています。2017年には出演映像が公開され恥ずかしがる様子が話題になりました。しかし、彼女はその後、バラエティ番組などにも積極的に出演し、人気を得るようになりました。特に、サバサバしたキャラクターが受け入れられ、さまざまな番組で活躍しています。

2020年にはジョージ・フロイドの殺害事件を受け、自身の経験をもとに差別問題についてインスタグラムで発信し、Black Lives Matter運動への賛同を表明しました。

音楽活動

彼女のディスコグラフィーには多くのシングル、アルバムがあり、数々の企画や参加楽曲に名を連ねています。特に、SoulJa、童子-T、AK-69などのアーティストとのコラボレーションが目立ちます。また、自身のアルバムだけでなく、フィーチャリングやコーラスとしても幅広く音楽シーンに貢献しています。

出演メディア

テルマはテレビ番組、ラジオ、ウェブテレビなど、さまざまなメディアで活動しており、多彩な才能と個性を発揮し続けています。例えば、BS-iの英会話番組や、『フリースタイルティーチャー』など、多岐にわたる番組で視聴者に親しまれています。

彼女の活動は音楽だけにとどまらず、様々な社会問題にも積極的に取り組んでおり、その姿勢も多くのファンに支持されています。これからも青山テルマの活躍に注目が集まります。

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