飛行船シアター

飛行船シアター

飛行船シアターは、東京都台東区東上野に位置するコンサートホール・劇場です。元々は上野学園大学の校舎内に建設された上野学園 石橋メモリアルホールとして知られていました。

概要

1974年11月、上野学園創立70周年を記念して、二代目学園長である石橋益恵氏の「良い音楽が生まれ、聴かれるように。人の心が和み、洗われるように」という理念のもと、「上野学園 石橋メモリアルホール」として開館しました。当初はパイプオルガンが設置され、クラシックコンサートを中心に利用されていましたが、狂言や能などの伝統芸能も上演されていました。また、テレビドラマ『101回目のプロポーズ』の最終話のロケ地としても使用されたことがあります。

2007年には建て替えのため一時休館し、2010年5月にリニューアルオープンしました。この際、音響設計は永田音響設計が担当しました。

2021年11月8日、ブシロードグループのブシロードミュージックが上野学園との間で取得に関する契約を締結したと発表しました。その後、パイプオルガンの撤去、270度プロジェクションマッピングの導入、遮音カーテンの開閉による残響音のコントロール、配信設備の整備など、舞台公演に対応するための大規模な改装が行われました。そして2022年3月26日、ブシロードグループの劇団飛行船が運営する「飛行船シアター」としてリニューアルオープンしました。

今後は、ブシロードグループ主催のイベントをはじめ、コンサートや演劇など、様々な公演が開催される予定です。また、劇団飛行船と上野学園による演劇教育の共同事業も展開されることになっています。劇場名が変更された後も、上野学園短期大学や上野学園中学校・高等学校の講堂として、同校主催の定期演奏会や文化祭、各種発表会などの会場として利用されています。さらに、ブシロードの株主総会や同社グループの合同就職説明会の会場としても活用されています。

飛行船シアターは、音楽、演劇、イベントなど、多様な文化を発信する拠点として、地域社会に貢献していくことが期待されています。

関連事項

上野学園
上野学園大学
上野学園短期大学
上野学園中学校・高等学校
ブシロード
劇団飛行船

外部リンク

HIKOSEN THEATER｜飛行船シアター
（旧）石橋メモリアルホール公式

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