馬王

馬王（ばおう）について

馬王は1977年1月19日生まれで、SMA NEET Projectに所属するお笑い芸人です。彼は、コンビ「うまいずみ。」のツッコミ担当として知られています。本名は有間 勇太（ありま ゆうた）です。馬王の芸名は、彼の昔のチャットネームに由来しており、競馬への深い知識と情熱を反映しています。

来歴

馬王は1999年に「馬のなんこつ」というコンビを結成し初舞台を踏みました。この時の相方は松友宏士で、後に落語家の鈴々舎馬ることして知られるようになります。その後、2003年には「馬車馬」というコンビを結成し、ワタナベエンターテインメントに所属しました。この時の相方は片山裕介で、彼は後にヒカリゴケとして活動を開始しました。

同年、馬王は漫才協会に加入し、Wエースの下で修業を始めます。これが彼にとっての重要なステップとなり、浅草東洋館での経験が彼の芸人としての土台を築きました。2007年にはジャンボ仲根Jr.と共に「エコギャング」を結成し、SMA NEET Projectに移籍。その後の2010年3月にはエコギャングが解散し、馬王はピン芸人としての活動を開始しました。

馬王の活動は多彩で、2017年にはメトロポリちゃんVとのユニット「うまめせん」を結成するも、同年4月に解散。その後、2021年4月には地方競馬アンバサダーに就任し、2022年には今泉（元18KIN）とコンビ「うまいずみ。」を結成します。このコンビは同年6月から正式に活動を開始し、同年4月には再び地方競馬アンバサダーに任命されました。

人物・芸風

馬王は競馬に非常に精通していて、3年間にわたってJRAのイベントで講師を務めた実績があります。また、CSのグリーンチャンネルでは定期的にコーナーを持ったことでも知られています。彼はエフエム浦安で8年間の冠番組を持っており、その最終回には感極まって涙を流し、局長を困らせたエピソードが「馬の漢泣き」として語り継がれています。現在はネットラジオ局「ちょあへよ.com」で『馬王デモ可』という番組を担当しています。

彼の競馬予想は抜群の実績を誇り、全12R的中を果たしたこともあります。「馬王会」という競馬ファンの集まりがあり、そこで70倍を超える予想を的中させ、ライブ全体で100万円以上の利益を上げたこともあります。

芸風としては、諸葛亮孔明に扮してショートコントを演じた後、レディ・ガガの曲に合わせて踊るキャラ芸や、巧みな言葉遊びの後にニヤリと笑う「したり笑いの時間」というネタが特徴です。彼のツッコミは基本的に間違ったものであり、これが持ち味となっています。スベりながらも「鋼のハート」を持ち続ける姿勢が、多くのファンに愛されています。

出演歴

テレビ番組には「爆笑オンエアバトル」や「イツザイ」、「あらびき団」などに出演しており、多くの視聴者にお笑いの楽しさを届けてきました。ラジオ番組でも活躍し、「馬王でも可!」というネットラジオ番組は、リスナーから支持を集めています。

彼の独自のスタイルとユーモアは、競馬だけでなく、お笑い全般においても魅力を放っています。今後の活動から目が離せません。

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