鴨居駅

概要

鴨居駅（かもいえき）は、神奈川県横浜市緑区鴨居一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）横浜線の駅です。駅番号はJH18。横浜市の要請により、地主の方々が敷地を寄付して開業したという経緯を持っています。東神奈川駅発着の系統と、横浜駅を経由して根岸線に直通する列車が停車します。

歴史

1962年（昭和37年）12月25日: 日本国有鉄道（国鉄）の駅として開業。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1995年（平成7年）8月3日: 自動改札機が設置され、供用開始。
1998年（平成10年）:
7月31日：南北自由通路が完成し、橋上駅舎の仮供用開始。
11月25日：橋上駅舎が完成。
旧駅舎は現在の南口側にあり、駅舎とホームは地下道と跨線橋で連絡していました。北口方面へのアクセスは不便でしたが、橋上駅舎の完成により解消されました。
2001年（平成13年）11月18日: ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2016年（平成28年）: 「地域でつくるエキコンの賑わいとキレイなまち鴨居」で、平成28年度国土交通省手づくり郷土賞を受賞。
2021年（令和3年）10月7日: みどりの窓口の営業を終了。
2024年（令和6年）3月22日: 南口エレベーターの更新工事完了。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。長津田駅が管理しており、JR東日本ステーションサービスが業務を受託しています。横浜市内に位置するため、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」に属します。早朝や夜間の一部時間帯は、遠隔対応のため改札係員が不在となり、一部の自動券売機のみが稼働します。駅構内には、お客様サポートコールシステムが導入されています。

のりば

1番線：横浜方面（東神奈川、横浜、根岸線直通）
2番線：八王子方面（町田、橋本、八王子）

※根岸線への直通は日中は桜木町駅までで、磯子・大船方面への直通は朝夕のみです。

駅構内設備

売店等:
NewDays 鴨居店 (改札外、南口階段下)
NewDays mini 鴨居2号店 (改札内正面)
リトルマーメイド (改札外南口)
あじさい茶屋 鴨居店
その他:
多機能券売機
指定席券売機
乗車駅証明書発行機
ホームの八王子寄りに待合室を設置
エスカレーター：改札内コンコースとホームを結ぶ
エレベーター：改札内コンコースとホーム、改札外コンコースと出入口を結ぶ
多機能トイレ

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は33,668人です。1991年度（平成3年度）以降、利用者数は増加傾向にあります。

駅周辺

駅から鶴見川を挟んだ北側の都筑区南部には多くの工場が立地しており、駅とは人道橋で結ばれています。また、駅のホーム端から八王子寄りに約150mの場所に、鴨池大橋が線路を跨いで通っています。かつて日本電気 (NEC) の横浜事業場があった場所には、神奈川県内最大級のショッピングセンター「ららぽーと横浜」が2007年3月15日に開業しました。

公共機関

郵便局、銀行

商業施設

ららぽーと横浜など

その他施設

工場、事業所など

バス路線

駅前には「鴨居駅前」停留所があり、横浜市営バスや神奈川中央交通の路線バスが発着します。また、「鴨池大橋」停留所も利用可能です。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

横浜線

■快速：新横浜駅 (JH 16) - 鴨居駅 (JH 18) - 中山駅 (JH 19)
■快速（臨時ダイヤ）・■各駅停車：小机駅 (JH 17) - 鴨居駅 (JH 18) - 中山駅 (JH 19)

※小机駅との駅間距離は3.1kmで、横浜線の中で最も長いです。

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