あきれた男たち (アルバム)

研ナオコ『あきれた男たち』：時代を彩る歌姫の魅力

『あきれた男たち』は、1980年7月21日にキャニオン・レコードから発売された、研ナオコの8枚目のオリジナルアルバムです。LPレコード（C25A-0102）とコンパクトカセット（25P-7157）でリリースされ、長らくCD化されていませんでしたが、2023年10月18日に待望のCD化と音楽配信が開始されました。

前作『NAOKO VS AKU YU』から約1年ぶりのオリジナルアルバムとなる本作には、先行シングル「ひとりぽっちで踊らせて」に加え、「くちぐせ」や「砂の舟」など、バラエティ豊かな全11曲が収録されています。研ナオコの表現力豊かな歌声が、それぞれの楽曲の世界観を鮮やかに描き出しています。

ベスト・アルバムへの収録

CD化される以前は、アルバム収録曲の一部がベスト・アルバムに収録され、その歌声に触れることができました。しかし、アルバム全曲を通して聴けるようになったのは、2023年のCD化が初となります。

収録曲について

アルバムはSIDE AとSIDE Bに分かれており、それぞれ異なる魅力を持つ楽曲が並んでいます。

SIDE A
プロローグ〜あばよ〜：インストゥルメンタル。
空中ブランコ：24thシングル「砂の舟」のB面曲。
居留守：23rdシングル「くちぐせ」のB面曲。
あいつのこと：サザンオールスターズが1980年に発表した「私はピアノ」の異名同曲。
Bravo-Bravo：25thシングル「夢枕」のB面曲。
海鳴り：22ndシングル「ひとりぽっちで踊らせて」のB面曲。中島みゆきの4thアルバム『愛していると云ってくれ』に収録されている楽曲のカバー。
SIDE B
砂の舟：24thシングル。
ひとりぽっちで踊らせて：22ndシングル。
憎いあんちくしょうのブルース
くちぐせ：23rdシングル。
のおあんさあ

アルバムに収録された楽曲は、シングル曲のB面曲やカバー曲など、多彩なラインナップとなっています。特に、中島みゆきの「海鳴り」のカバーは、研ナオコの新たな魅力を引き出しています。

外部リンク

あきれた男たち - Discogs
* ポニーキャニオンによる紹介ページ

『あきれた男たち』は、研ナオコの歌唱力と表現力が存分に発揮されたアルバムであり、昭和の歌謡史を語る上で欠かせない一枚と言えるでしょう。CD化と音楽配信によって、より多くの人々がその魅力に触れることができるようになりました。

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