あけぼのグラウンド

あけぼのグラウンドの紹介

あけぼのグラウンドは、愛媛県南宇和郡愛南町にある公営のスポーツ施設です。この場所は、主に球技やテニスを楽しむために設計されており、地域のコミュニティの活性化を目的としています。

概要

1986年に「愛南町農村運動広場『あけぼのグラウンド』」としてオープンしました。その後、地域の条例に基づいて名前が「愛南町あけぼのグラウンド」に変更されました。近年、施設の刷新を図るために改修工事が行われ、2015年度にはJFA公認のロングパイル人工芝が球技場に導入されました。また、管理棟も新たに設置され、利用者に対するサービスが向上しました。さらには、日本スポーツ振興センターからの助成金を活用して、これらの整備が進められています。

大会やイベント

あけぼのグラウンドは、スポーツ大会の開催地としても利用されています。2017年には第72回国民体育大会（愛顔つなぐえひめ国体）の女子サッカーの会場となり、またその前のリハーサル大会である第52回全国社会人サッカー選手権大会でも使用されました。これらのイベントは、施設の充実度やスポーツ環境の向上を印象付けるものとなりました。

施設内容

施設には、次のような設備が整っています。テニスコートは3面、ソフトボール専用のフィールドが2面、サッカーのピッチが1面設置されています。このような多様なスポーツ施設は、地域住民が気軽に楽しむことができる環境を提供しています。また、施設内には乗用車30台分の駐車場があり、アクセスも良好です。

アクセス情報

あけぼのグラウンドへのアクセスは、公共交通機関を利用することができます。土佐くろしお鉄道の宿毛駅から、宇和島自動車バスに乗り約16分で「一本松温泉前」に到着します。JR四国の宇和島駅からも、宇和島自動車バスを利用すれば約1時間37分で同じく「一本松温泉前」まで行けます。この便利な交通手段によって、多くの人々が訪れることが可能になっています。

近隣施設と緊急時の利用

あけぼのグラウンドの隣には、町営の温泉宿泊施設である「一本松温泉あけぼの荘」があります。スポーツを楽しんだ後に温泉でリラックスすることができるので、体育館を利用する際の新たな楽しみ方を提供しています。また、南海トラフ巨大地震に備えて、ヘリコプターの緊急離発着場としても利用されることが計画されています。これにより、災害時においても地域の安全を考慮した施設となっているのです。

あけぼのグラウンドは、地域住民が集い、スポーツを楽しむための大切な場所として、今後もその役割を果たしていくことでしょう。

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