あすなろNET

あすなろNETとは

あすなろNETは、青森みちのく銀行が中心となり、青森県内の信用金庫、青森県信用組合、JAバンク青森、東北労働金庫と提携して提供しているATM利用手数料無料サービスです。このサービスにより、提携金融機関のキャッシュカードを持つ利用者は、特定のATMを利用する際に手数料が無料になります。

対象金融機関

あすなろNETの対象となる金融機関は以下の通りです。

青森みちのく銀行
青森県内の信用金庫（青い森信用金庫、東奥信用金庫）
青森県信用組合
東北労働金庫
JAバンク青森（青森県内の農協）
青森農業協同組合
つがる弘前農業協同組合
相馬村農業協同組合
津軽みらい農業協同組合
つがるにしきた農業協同組合
ごしょつがる農業協同組合
十和田おいらせ農業協同組合
ゆうき青森農業協同組合
おいらせ農業協同組合
八戸農業協同組合

ただし、青森みちのく銀行以外の金融機関のカードは、原則として青森みちのく銀行のATMでのみ手数料無料となります。信用金庫のカードで信用組合のATMを利用する場合は、あすなろNETの対象外となる場合があります。ただし、別途「しんきんATMゼロネットサービス」などの無料提携サービスが適用されるケースもあります。

対象ATM

あすなろNETが利用できるATMは、上記の対象金融機関が単独で設置しているATM、または共同ATMのうち、いずれかの対象金融機関が幹事となっているATMです。

沿革

あすなろNETは、1995年5月に青森銀行、あおもり信用金庫、青森県信用組合、青森県信用農業協同組合連合会などが中心となり、取り扱いを開始しました。2002年12月には八戸信用金庫、十和田信用金庫、下北信用金庫が加わり、青森県内の全信用金庫との提携が完了しました。

2003年10月には、青森県労働金庫が宮城労働金庫に吸収合併され、東北労働金庫に改称したことに伴い、東北6県の労働金庫が提携範囲となりました。2008年5月には、十和田信用金庫が八戸信用金庫に合併され、2009年11月には、八戸信用金庫があおもり信用金庫、下北信用金庫と合併し、青い森信用金庫が発足しました。

2025年1月1日に青森銀行がみちのく銀行を吸収合併し、青森みちのく銀行に改称しています。

店舗外ATMにおける提携金融機関名表示

2007年10月以降、青森市内の青森みちのく銀行ATMでは、「あすなろNET」提携金融機関のロゴマークが表示されるようになりました。これは、あすなろNETの認知度向上と、手数料無料で利用できることを利用者に周知し、利便性を高めることを目的としています。ロゴマークは最大4金融機関まで表示されます（信用金庫については、当該ATMを本拠とする信用金庫のみ）。

この取り組みは、あくまで青森みちのく銀行の単独ATMを対象としたものであり、相互乗り入れの共同利用ATMとは異なります。

参考文献

[青森銀行]]. “店舗外ATMコーナー看板への「あすなろNET」提携金融機関名表示について” (2007年10月9日). [https://web.archive.org/web/20071208061006/http://www.a-bank.jp/html/news/news2007/2007_1009_2.html, (参照2009年11月9日)

関連項目

AAIネット
IHネット（提携解消）

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