いずみ吉紘

いずみ吉紘氏は、1968年12月21日生まれ、愛知県名古屋市出身の脚本家です。現在、sacca株式会社に所属しています。

名古屋の広告会社で7年間勤務した後、フリーの広告プランナーとして3年間活動。その傍ら、脚本家を目指して様々なコンクールに応募し続けました。そして、1999年、フジテレビヤングシナリオ大賞佳作を受賞。受賞作は『ミサイルに翼はない』です。

この受賞をきっかけに、数々のテレビドラマの脚本を手掛けるようになりました。初期の作品には『バスストップ』（2000年、フジテレビ）、『ムコ殿』（2001年、フジテレビ）などがあります。その後も、SMAP主演作品や人気シリーズへの参加など、精力的に活動しています。

彼の脚本は、幅広いジャンルをカバーしています。青春ドラマ『ROOKIES』（2008年、TBS）では、熱血教師と野球部員たちの感動的な物語を描き、社会現象を巻き起こすほどの大きな成功を収めました。また、不良少女の青春を描いた『セーラー服と機関銃』（2006年、TBS）など、様々な層に響く作品を世に送り出しています。

さらに、いずみ氏はコメディ作品にも定評があります。『あんみつ姫』シリーズ（フジテレビ）など、軽妙なユーモアとテンポの良い展開で、多くの視聴者を魅了しました。

彼の作品リストは多岐に渡り、以下に主要な作品を挙げます。

テレビドラマ
バスストップ (2000年、フジテレビ)
ムコ殿 (2001年、フジテレビ)
人にやさしく (2002年、フジテレビ)
SMAP×SMAP 特別編 (2002年、関西テレビ・フジテレビ)
恋愛偏差値 (2002年、フジテレビ)
ケータイ刑事 銭形舞 (2003年、BS-i)
ヤンキー母校に帰る (2003年、TBS)
それは、突然、嵐のように… (2004年、TBS)
さそり (2004年、BS-i)
ケータイ刑事 銭形零 (2004年・2005年、BS-i)
恋する日曜日 (2005年、BS-i)
プレミアムステージ「スタートライン〜涙のスプリンター〜」(2005年、フジテレビ)
夜王 (2006年、TBS)
東京少女 (2006年、BS-i)
セーラー服と機関銃 (2006年、TBS)
花嫁とパパ (2007年、フジテレビ)
あんみつ姫の大冒険! (2008年、フジテレビ)
ROOKIES (2008年、TBS)
あんみつ姫2 (2009年、フジテレビ)
世にも奇妙な物語 (2009年、フジテレビ)
金曜プレステージ「愛はみえる〜全盲夫婦に宿った小さな命」(2010年、フジテレビ)
日本人の知らない日本語 (2010年、読売テレビ)
日本人の知らない日本語リターンズ (2010年、LISMOドラマ)
南極大陸 (2011年、TBS)
らんま1/2|らんま1_2 (2011年、日本テレビ)
トッカン 特別国税徴収官 (2012年、日本テレビ)
クロコーチ (2013年、TBS)
恐竜せんせい (2013年、NHK BSプレミアム)
極悪がんぼ (2014年、フジテレビ)
大使閣下の料理人 (2015年、フジテレビ)
デスノート (2015年、日本テレビ)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (2015年、フジテレビ)
仰げば尊し (2016年、TBS)
トドメの接吻 (2018年、日本テレビ)
誘拐法廷〜セブンデイズ〜 (2018年、テレビ朝日)
集団左遷!! (2019年、TBS)
アリバイ崩し承ります (2020年、テレビ朝日)
インビジブル (2022年、TBS)
ACMA:GAME アクマゲーム (2024年、日本テレビ)
笑うマトリョーシカ (2024年、TBS)

映画
つんくタウンFILMS・GO-CON! (2000年)
つんくタウンFILMS・ナマタマゴ (2001年)
day alone プロジェクト・day alone 〜マノーラと姫ちゃん〜 (2005年)
恋する日曜日 (2006年)
そのときは彼によろしく (2007年)
ROOKIES -卒業- (2009年)
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (2009年)
帝一の國 (2017年)
* 劇場版 ACMA:GAME 最後の鍵 (2024年予定)

広告会社勤務を経て、フリーランスの広告プランナーとして活動しながら脚本家としての道を歩み始め、数々のヒット作品を生み出したいずみ吉紘氏。彼の今後の活躍にも期待が高まります。

もう一度検索