いなべエフエム

いなべエフエムのご紹介

いなべエフエムは、三重県のいなべ市、員弁郡東員町、三重郡菰野町の一部地域を対象に放送を行っている特定非営利活動法人いなべ市文化協会が運営するコミュニティ放送局です。開局は2014年7月20日で、地域の情報や音楽を中心に24時間の放送を行っています。

組織の背景と設立経緯

いなべ市文化協会は2007年にスタートした「いなべ市芸術文化協会」を前身とし、2009年に特定非営利活動法人となりました。この組織はコミュニティ放送だけでなく、市民文化祭などのイベント運営や地域活性化にも力を入れています。

放送スタイルと番組内容

いなべエフエムは、地域の情報を迅速にお届けすることを目指し、自社制作の番組が中心であるものの、ミュージックバードの番組も取り入れています。愛称は「いなべFM」として親しまれており、この名前が2021年にはほぼ統一されました。一部では、「いなBee」という名称も使用されていますが、これは特に生放送のコーナーに残されている名称です。

主な番組ラインアップ

いなべエフエムは、特に情報番組が充実しており、日々のリスナーに向けたサービスを提供しています。

• - おはよー いなBee（平日 8:00 - 9:55） での天気予報や交通情報は、地域住民にとって欠かせない内容です。
• - ひるドキ! いなBee（平日 12:00 - 13:55） では、午後の情報を効率よく提供。
• - イブニング いなBee（平日 16:30 - 17:55） では、仕事帰りのリスナーに向けた情報を散りばめています。

また、自社制作の音楽番組やトーク番組も多彩で、毎週楽しめる内容が盛りだくさんです。一例として、洋楽や邦楽のヒットソングを放送する「いなBee ミュージック」や、日本の演歌を楽しむ「日本の演歌・歌謡曲〜懐かしのあの歌〜」があり、多様なリスナー層に応える工夫が見られます。

インターネットでのリスニングと地域貢献

いなべエフエムは、JCBAインターネットサイマルラジオに参加しているため、公式ウェブサイトやJCBAのリスニングプラットフォームを通じて、インターネットでも放送を楽しむことができます。この利用は、地域を越えたいなべファンや、遠方からのリスナーにもアクセスを促進しています。また、いなべ市は全戸に無償で防災ラジオを貸与しており、月に一度の試験放送を行っています。これは、地域の防災意識の向上にも寄与しています。

プロモーションと誇り

いなべエフエムは、地域の文化やイベントを広めるために、さまざまなプロモーション活動や情報発信を行っています。特にPR大使としては、大相撲の貴乃花光司さんが起用され、市内での存在感を大いに発揮しています。タレントやアーティストとのコラボレーションも行われることがあり、地域活性化の一環として好評を博しています。

いなべエフエムは、地域に密着した放送を通じて、魅力的な情報や文化を発信し続けています。これからも、地域の皆様に愛される放送局を目指して、様々な取り組みを行っていくことでしょう。

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