えこたんバス

えこたんバスについて

えこたんバスは、愛知県額田郡幸田町で運行されているコミュニティバスです。このバスは1996年に福祉巡回バスとして運行を開始し、2012年に現在のコミュニティバス形式に再編されました。地域住民が気軽に利用できる交通手段として、重要な役割を果たしています。

沿革

えこたんバスの運行は、2012年の3月19日から始まりました。その後、2015年にはルート変更が行われ、利用者により便利なアクセスを提供するように改良されています。これにより、町内のさまざまな施設へと足を運びやすくなりました。

路線概要

現在、えこたんバスは4つの路線を運行しており、いずれも役場を起点としています。奇数便と偶数便でそれぞれ異なるルートを運行し、地域内を幅広くカバーしています。

北ルート

• - 役場
• - 幸田高校
• - 大草神社
• - 京ヶ峯岡田病院
• - JR相見駅
• - 幸田小学校
• - 町民会館・図書館
• - 役場

このルートは、主に北部の教育機関や病院などとも接続しています。

中ルート

• - 役場
• - JR幸田駅西口
• - 六栗公民館
• - JR相見駅
• - 幸田高校
• - 町民会館・図書館
• - 一乗寺
• - 役場

中ルートは駅や公民館へのアクセスを提供し、地域の文化交流の拠点となる場所を巡っています。

東西ルート

• - 役場
• - 横落児童館
• - JR幸田駅西口
• - 道の駅（筆柿の里・幸田）
• - まどかの郷
• - 町民会館・図書館
• - 荻西中
• - 役場

こちらのルートでは、児童館や道の駅など、地域の子どもや家族にとって重要な施設を訪れることが可能です。

南ルート

• - 役場
• - 幸田文化公園（さくら会館入口）
• - 本隆寺
• - JR三ケ根駅東口
• - 清幸園
• - JR三ケ根駅西口
• - 市場公民館東
• - JR幸田駅西口
• - 横落児童館
• - 役場

南ルートでは文化公園や寺院、駅などが繋がっており、地域の文化に親しむことができるルートになっています。

料金と乗降方法

えこたんバスの利用は無料で、誰でも無償で乗車できます。降車ボタンは設置されていないため、乗車時に降りる停留所を運転手に申し出る必要があります。ただし、一部の新型車両には降車ボタンが搭載されていますが、停留所を案内する放送は行われていないため、従来の方法を推奨しています。

運行日

運行は月曜日から金曜日まで行われており、祝日も運行していますが、土曜日、日曜日、及び年末年始（12月29日から1月3日）は運休となります。このため、平日の移動には非常に便利な交通手段です。

車両について

えこたんバスの車両は各ルートによって異なります。北ルートと南ルートにはトヨタ・コースター、東西ルートには日野・リエッセII、中ルートには三菱・ローザが使用されており、地域のニーズに応じた形で運行されています。

えこたんバスは、地域に密着したサービスを提供することで、住民の生活を支える重要な交通手段として、今後もその役割を果たして行くことでしょう。

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