くまパワ!

熊本朝日放送の報道・情報番組『くまパワ!』の概要

『くまパワ!』は、2020年10月5日から2023年9月27日まで熊本朝日放送（KAB）で生放送されていた、月曜から木曜の報道および情報提供を目的とした番組です。この番組は、2020年9月30日まで放送されていた『くまパワJ』の後を受けてスタートしました。番組タイトルの“くまパワ”は、熊本県を表す“くまもと”と“パワーステーション”を掛け合わせた造語です。

番組の特徴

『くまパワ!』は、前番組『くまパワJ』のスタイルを引き継ぎつつも、特集や生中継を曜日ごとに1本ずつ放送する形式に変更されました。また、ニュース部分は“630NEWS”から“くまパワ!NEWS”という新しいタイトルに変わったことで、視聴者に新鮮な印象を与えました。

放送時間の変遷

2020年10月の番組改編により、KABは平日19時台のバラエティ番組に先駆けて、放送開始を従来より15分早い18:45に変更しました。この改編は、九州においてKABが唯一の対応をしたものであり、番組が放送される時間は当初30分間だけでした。2021年10月まで、熊本の地方テレビ局の夕方のローカルニュースの中でも、最も短い放送時間が設定されていました。

また、2022年10月31日以降、金曜日の放送は行われず、同日には『スーパーJチャンネル』や『ザワつく!金曜日』のフルネットを組む形に変更され、多くのニュースが17時33分から17時50分のローカル枠で放送されるようになりました。

番組の終了と後継番組

『くまパワ!』は2023年9月27日にその放送を終了しましたが、後継番組として『くまもとLive touch』がスタートし、金曜日の放送も再開されることになりました。この新しい番組によって、熊本のニュースが引き続き地域の視聴者に届けられることになります。

主な出演者

2023年9月現在の『くまパワ!』のMCは、KABのアナウンサーである田中杜旺氏が務め、くまパワ!NEWS、635 NEWS、そして630 NEWSのキャスターとしても活躍しました。また、内原健文氏や井上聖貴氏もアナウンサーとして出演し、さらに気象予報士の増田叡史氏がお天気キャスターとして活躍しました。特集リポーター陣も多彩であり、長木真琴氏や中村月花氏、開梢衣氏などが中継や特集に関わりました。

過去には、山崎唯衣氏や住吉香音氏などもMCやお天気キャスターを担当していたことがあります。再編成される番組内容や出演者の多様性は、地域ニュースに新たな視点を提供し、視聴者の関心を引きつける役割を果たしていました。

まとめ

『くまパワ!』は、情報の提供において独自のスタイルを持ち続け、地域密着のニュースとエンターテインメントを融合させた番組として親しまれてきました。その放送を通じて熊本の文化や情報が伝えられ、多くの視聴者に愛されました。

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