こだま愛

こだま愛のプロフィールとキャリア

基本情報

こだま愛（本名：石橋美紀）は、1961年7月3日生まれの女優であり声優です。彼女は大阪府出身で、宝塚歌劇団において月組のトップ娘役として名を馳せました。愛称として「ミミ」が親しまれています。学歴は帝塚山学院で、公称身長は158センチ、血液型はA型です。趣味には読書と利き酒が挙げられます。

幼少期と入団の経緯

こだま愛は幼い頃から、母親が運営するバレエ教室でバレエの技術を学びました。その豊かな芸術的背景を活かし、1980年に宝塚歌劇団に入団しました。66期生として入団し、初舞台は星組公演の『恋の冒険者たち／フェスタ・フェスタ』で、これが彼女の華々しい舞台生活の始まりとなりました。初舞台の同期生には、安寿ミラや毬谷友子といった著名な女優がいます。

宝塚歌劇団でのキャリア

宝塚に入団後、こだま愛は月組に配属され、1983年には新人公演で初めてヒロインを務めました。その後も『恋と十手と千両箱』など、多くの舞台でヒロインとして注目を集めていきました。1985年には月組新トップの剣幸の相手役としてトップ娘役に就任し、『ときめきの花の伝説』での披露が話題となります。

彼女は様々な再演物や初演作品に携わり、『ミー・アンド・マイガール』の初演や『心中・恋の大和路』のような作品で高い評価を得ました。1990年には、東京公演『川霧の橋／ル・ポアゾン 愛の媚薬』を最後に宝塚歌劇団を退団しました。

宝塚退団後の活動

宝塚を退団した後は、こだま工房に所属し、女優として舞台活動を続けました。特にミュージカルや朗読コンサートにおいても多くの公演を行っており、その活動は多岐にわたります。代表的な作品には、ミュージカル『坂本龍馬』や『シェイクスピア物語〜真実の愛〜』があり、舞台上での存在感を放っています。また、テレビドラマやアニメにも出演し、声優としての活動も行っています。

テレビドラマやラジオでの活躍

こだま愛は、テレビドラマにも頻繁に出演しています。その中には大河ドラマ「篤姫」や連続テレビ小説「あぐり」、さらには「渡る世間は鬼ばかり」など、多彩な役柄を演じています。また、ラジオドラマでも活躍し、青春アドベンチャーシリーズなどで声を届けています。

まとめ

こだま愛は、そのエレガントな舞台表現と多才な活動によって、多くの観客に愛され続けています。彼女のキャリアは、宝塚歌劇団での華々しいスタートから様々な舞台、テレビ、ラジオを通じて広がっています。今後の活動にも期待が高まります。

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