さいたま市危機管理センター

さいたま市危機管理センター：災害対策の要

さいたま市危機管理センターは、埼玉県さいたま市浦和区に位置する、市の危機管理の中核を担う施設です。大規模な自然災害や大規模な事故といった緊急事態発生時における、迅速かつ効果的な対応を目的として建設されました。

センターの概要と機能

センターは、さいたま市消防局本局のある浦和消防署3階に設置されています。この立地により、消防機関をはじめとする関係機関との連携がスムーズに図れるようになっています。

施設内には、災害対策室、オペレーションルーム、関係機関との情報共有を円滑に行うための関係機関室、関係各課による会議を行うための会議室などが常設されています。さらに、危機管理部の執務室も併設することで、災害発生時の対応を迅速に行うための体制が整えられています。

センターの延べ床面積は2019平方メートルで、近隣には埼玉県の危機管理施設である埼玉県危機管理防災センターも存在しており、県レベルでの連携体制も万全です。

センターの沿革と歴史

さいたま市危機管理センターの整備は、2012年4月に開始されました。そして、2014年12月、完成、運用開始を迎えました。それから現在に至るまで、さいたま市の防災体制の中枢として重要な役割を果たしています。

周辺環境とアクセス

センターは、さいたま市の中心地である浦和区に位置し、周辺には多くの公共施設が集中しています。具体的には、さいたま市役所、浦和区役所、さいたま市水道局、埼玉県庁、埼玉県警察本部、埼玉県危機管理防災センター、埼玉県浦和警察署、埼玉県知事公館、浦和地方合同庁舎、自衛隊埼玉地方協力本部などです。

交通アクセスに関しても、国道17号・国道463号（中山道）、町谷本太線（市役所通り）、県道57号さいたま鴻巣線（新六間道路）といった主要道路が近くを通っており、交通の便も良好です。また、JR武蔵野線も比較的近くを通っています。

さらに、周辺には、うらわセントラルガーデン（手づくり郷土賞受賞の公園）、ロイヤルパインズホテル浦和、うらわ美術館、さいたま商工会議所、さいたま地方裁判所、さいたま地方検察庁、NHKさいたま放送局、テレビ埼玉本社、埼玉りそな銀行本社、NTT東日本-関信越本社など、様々な施設が立地しています。教育施設としては、埼玉大学教育学部附属小学校、さいたま市立仲町小学校、ひなぎく幼稚園なども近隣にあります。

まとめ

さいたま市危機管理センターは、地理的条件、機能、周辺環境のすべてにおいて、災害対応拠点として最適な環境を備えています。これらの要素が組み合わさることで、さいたま市における災害対策の更なる強化に貢献しています。今後も、市民の安全・安心を守るため、重要な役割を果たしていくことでしょう。

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