しぐれに

しぐれ：日本のクリスマス音楽イベントに現れたコーラスグループ

概要

しぐれは、2002年に毎年ニッポン放送で開催されるクリスマスイベント「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」において一時的に結成されたコーラスグループです。その発起人は、当時の番組パーソナリティーである西川貴教です。彼は「allnightnippon SUPER!」を担当しており、自身の放送日である火曜日にニッポン放送の他の番組のパーソナリティーたちに声をかけました。この集まりが実現したのは、西川が心から尊敬していた児玉清がその年のイベントのパーソナリティーを務めたことも大きな要因です。

メンバー紹介

グループのメンバーは、次の4人です：

• - SHOGO（175R）
• - グローバー義和（Jackson vibe）
• - 土屋礼央（RAGFAIR、ズボンドズボン）
• - 西川貴教（T.M.Revolution、abingdon boys school）

また、グループ名の「しぐれ」は、メンバーの頭文字を組み合わせたもので、煮物料理の「時雨煮」に由来しています。

交流の続き

しぐれの活動は、イベント終了後も続きました。2005年3月にはプライベートな飲み会が行われ、メンバーはお互いの番組に度々ゲスト出演しています。このように、しぐれは音楽活動を超えて、友情を育む関係となりました。

ライブイベントの実現

2009年8月8日には、西川が主催したライブイベント「MATCH UP '09 -SUMMER SERIES-」において、メンバーそれぞれが自身のバンドで出演し、初めて「しぐれ」としてのライブが実現しました。これにより、彼らの音楽に対する情熱が再燃し、ファンからも喜ばれました。

東日本大震災への支援

2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、西川貴教は「STAND UP!JAPAN 2011」という救援プロジェクトを立ち上げました。この活動に伴い、生放送が実施され、彼がTwitterを通じて呼びかけたことで、しぐれのメンバーが再び集結しました。この生放送は、これまでラジオで何度も共演していたメンバーが映像の付き合いで共演する初めての機会となりました。彼らの友情と音楽が、この困難な時期に希望を与える存在となったのです。

結論

しぐれは、クリスマスをテーマにした音楽イベントでの任意の集合だけでなく、音楽を通じて築かれた友情や支援活動を通じても、人々に影響を与えているグループです。彼らの音楽とその姿勢は、多くの人々に愛され、記憶に残るものとなっています。

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