『たぬき先生騒動記』について
『たぬき先生騒動記』(たぬきせんせいそうどうき)は、
1976年4月5日から
9月27日まで、フジテレビ系列で毎週月曜20時台に放送されていた
テレビドラマです。フジテレビが制作し、前作『
たぬき先生奮戦記』の続編として、引き続き
坂上二郎が主演を務めました。
作品概要
本作は、前作の路線を引き継ぎつつ、エンターテイメント性を強化したエピソードを盛り込みながら、渡貫二郎とその家族、そして周囲の人々との交流を描いています。二郎の子供構成が変更され、娘2人から娘1人と息子1人になった点や、キャストの一部変更も特徴です。前作からの継続出演者もいますが、異なる役で登場するケースもあります。
スポーツ界からのゲスト出演も話題を呼び、親方時代の
龍虎勢朋(放駒清一名義)や、女子プロレスラーのユカリ・レンチが出演。また、主題歌を担当した
子門真人自身もレギュラー出演していました。
主な登場人物
渡貫二郎:坂上二郎
主人公で、人柄の良さから「たぬき」と呼ばれる国語教師。
渡貫あかね:大竹しのぶ
二郎の娘。
渡貫健:宮田真
二郎の息子。
かおる:杉田かおる
うめ:園佳也子
放駒清一
スポーツ界からのゲスト出演。
みどり:森ミドリ
和江:伊藤めぐみ
竹之助:坂上大樹
浅丘伸:峰竜太
大五郎:鈴木やすし
加納竜
夏夫:藤村有弘
リボン:片山由美子
東山三十六:牟田悌三
村上:内田あかり
春子:田島令子
竹子:Ako
横井先生:寺島達夫
弓子:五十嵐美鈴
たま:宗田まこと
千鶴:白石奈緒美
二郎の亡き妻:葵京子
ユカリ・レンチ
スポーツ界からのゲスト出演。
スーザン
西川峰子
皆川妙子
スナック「四季」店員・シモン:子門真人
主題歌担当。
その他、多数の俳優が出演しています。
スタッフ
脚本: 布勢博一、西条道彦、伊藤裕弘、才賀明
演出: 吉田斉(全話担当)
制作: フジテレビ
主題歌
オープニングテーマ:「いつになれば」
作詞・作曲・歌:子門真人 / 編曲:大浜和史
エンディングテーマ:「絵の具箱」
作詞・作曲・歌:子門真人 / 編曲:大浜和史
これらの主題歌を収録したEPレコードが、1976年4月25日にキャニオンレコード(現ポニーキャニオン)から発売されました。
放送日程
(放送日程は、元の情報には記載されていませんでした)
関連リンク
たぬき先生騒動記 - テレビドラマデータベース
『たぬき先生騒動記』は、前作のファンはもちろん、幅広い層に楽しめるコメディドラマとして、昭和のテレビ史にその名を刻んでいます。