たましいによろしく

フラワーカンパニーズのアルバム『たましいによろしく』は、2008年11月26日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからリリースされました。前作のオリジナルアルバムから2年5ヶ月ぶり、20thシングル「この胸の中だけ」との同時発売という形で発表されました。

本作は、彼らがソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに移籍後、7年8ヶ月ぶりのメジャーレーベル復帰作となりました。このアルバムの大きな特徴は、2005年頃からボーカルの鈴木圭介がソロライブで演奏していた楽曲を、バンド形態で再構築しようという試みから生まれた点です。そのため、収録曲はすべて鈴木圭介による作詞作曲で構成されており、これはフラワーカンパニーズの全アルバムを通して初の試みでした。

アルバムには、奥野真哉（ピアノ、オルガン、シンセサイザー）、うつみようこ（パーカッション、コーラス）がゲストミュージシャンとして参加し、楽曲に彩りを添えています。初回限定盤にはDVDが付属し、特別なコンテンツを楽しむことができました。

収録曲
記載なし

演奏
鈴木圭介 - ボーカル、ハープ
グレートマエカワ - ベース
竹安堅一 - ギター
ミスター小西 - ドラムス

ゲストミュージシャン
奥野真哉 - ピアノ, オルガン, シンセサイザー (#4,5)
うつみようこ - パーカッション, コーラス (#6,7)

『たましいによろしく』は、フラワーカンパニーズにとって新たな挑戦と、原点回帰が融合した作品と言えるでしょう。鈴木圭介のソロ時代の楽曲をバンドサウンドで表現することで、楽曲の新たな魅力を引き出し、ファンにとっても新鮮な驚きと感動をもたらしました。メジャーレーベルへの復帰という新たなスタートを切った彼らの、今後の活動への期待が高まる作品です。

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