だいこう証券ビジネス

株式会社だいこう証券ビジネスについて

株式会社だいこう証券ビジネス（DSB Co., Ltd.）は、東京都江東区に本社を置く、野村総合研究所グループの企業です。

事業内容

主に以下の事業を展開しています。

株式会社設立支援コンサルティング: 企業の設立に関するコンサルティングサービスを提供しています。
有価証券や契約書等の重要書類の保管、配送: 有価証券や契約書といった重要な書類の保管と配送を安全に行っています。
帳票印刷や封入・封緘等のメーリング業務: 各種帳票の印刷から封入、封緘といったメーリング業務を効率的に行っています。

過去の事業

かつては証券代行事業も行っており、野村系企業の株主名簿管理人を務めることが多くありました。

株主構成

株主は野村系企業が中心で、特に野村ホールディングスが主要株主でした。2010年頃には、筆頭株主が大阪証券金融から野村ホールディングスに交代し、その後、2012年には野村総合研究所が株式公開買付けにより36%超の株式を取得し筆頭株主となりました。これにより、野村グループとの関係がより一層強化されました。

証券代行事業の移管

2011年1月1日をもって、証券代行事業（株主名簿管理人業務および関連業務）は三菱UFJ信託銀行と三菱UFJ代行ビジネスへ継承されました。

沿革

1957年5月: 大阪証券取引所、大阪証券業協会、大阪証券金融などの出資により、大阪代行株式会社として設立されました。
1957年10月: 大阪証券代行株式会社に社名変更し、名義書換代理人業務（現在の株主名簿管理人業務）を開始しました。
1990年1月: 大阪証券取引所2部に上場しました。
1999年1月: 株式会社だいこう証券ビジネスに商号を変更しました。
1999年12月: 東京証券取引所2部に上場しました。
2006年3月: 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部へ指定替えとなりました。
2011年1月1日: 会社分割により、証券代行事業を三菱UFJ信託銀行と三菱UFJ代行ビジネスに承継しました。
2011年4月1日: 本社を東京都中央区に移転しました。
2012年7月: 富士ソフトの子会社である富士ソフトケーシーエス（現在のDSB情報システム）の株式を取得し、グループ会社化しました。
2012年10月: 野村総合研究所が株式公開買付けを実施し、筆頭株主となりました。
2014年4月1日: 野村総合研究所が野村ホールディングスから株式を取得し、親会社となりました。
2014年10月1日: 本社を東京都江東区潮見に移転し、英文社名をDaiko Clearing Services CorporationからDSB Co., Ltd.に変更しました。同時に、子会社の日本クリアリングサービス株式会社を吸収合併しました。
2020年6月16日: 野村総合研究所が再度実施した株式公開買付けが成立しました。
2020年7月29日: 東京証券取引所1部を上場廃止しました。
2020年7月31日: 株式売渡請求により、野村総合研究所の完全子会社となりました。

関連情報

株主名簿: 株主の情報を管理する重要な書類です。

外部リンク

株式会社だいこう証券ビジネス

もう一度検索