なにわ淀川花火大会

なにわ淀川花火大会について

なにわ淀川花火大会は、大阪市の新淀川で毎年8月の第1または第2土曜日に行われる伝統的な花火イベントです。この大会は元々「平成淀川花火大会」として1989年にスタートしましたが、2006年からは現在の名称に改称されました。

大会の背景

この花火大会は、地域の企業からの寄付を受けて運営されており、地元のボランティアの手によって企画・実施されています。地元の人々が中心となり、全員で楽しむことができる手作りのイベントとして、多くの地域住民に愛されています。

毎年、周辺地域では大規模な交通規制が行われ、安全に大会を楽しむための準備も整っています。観客は、淀川の河川敷やその周辺のさまざまなスポットから花火を観賞します。

花火大会の開催と変更点

2005年の第17回大会からは、開催日が8月5日ではなく、8月の第1または第2土曜日に変更されました。大会はその後も継続して行われ、観客の期待を超えた数の花火が打ち上げられます。しかし、2014年には台風の影響で大会が中止になり、その後も新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年には開催を見送る結果となりました。2022年には3年ぶりに実施され、参加者は盛り上がりを見せました。

大会の詳細

• - 開催日時: 毎年8月の第2土曜日（例外あり）
• - 会場: 淀川河川敷（新御堂筋新淀川大橋から国道2号淀川大橋まで）
• - 観覧席: 有料席が設けられており、納涼船を利用することもできます。また、十三会場や梅田会場、堤防パノラマシートなど、さまざまなスポットから花火を楽しむことができます。

2013年には、大会に参加する船舶が帰港中に沈没事故に遭遇したことを受けて、2014年以降は安全協力金の支払いを条件に船舶の入港を認める方式に変更されています。これにより、安全確保の取り組みが強化されています。

アクセス情報

大会の会場には、アクセスも非常に便利です。主要な駅は以下の通りです。

• - 塚本駅（JR神戸線・JR宝塚線）
• - 十三駅（阪急神戸本線・阪急宝塚本線・阪急京都本線）
• - 中津駅（阪急神戸本線・阪急宝塚本線）
• - 梅田駅・大阪駅（阪急・阪神・Osaka Metro御堂筋線など）

混雑を理由に入場制限が行われる場合もあるため、御幣島駅や海老江駅といった他の駅を利用することがすすめられています。

このように、なにわ淀川花火大会は地域の人々が協力して作り上げる大規模な文化イベントとして、多くの方に親しまれています。毎年の夏の風物詩として、訪れる人々にとっても忘れられない思い出が刻まれています。

もう一度検索