なんでも110番

『なんでも110番』は、1966年11月17日から1967年6月29日までフジテレビ系列局で放送されていた、ロート製薬一社提供のコメディドラマです。毎週木曜19:30から20:00（日本標準時）に放送されていました。

概要

舞台は地方の温泉町、湯の里温泉。この町の駅前交番に赴任してきたのが、主人公である女性警察官・丹下キヨです。物語は、彼女が町の人々と繰り広げる様々な騒動や温かい交流を描いた人情コメディです。

本作は、丹下キヨ子さんがブラジルから2年半ぶりに帰国し、芸能界に復帰して初めて持つ番組でした。毎回、人気コメディアンであるてんぷくトリオ（前番組『びっくりショー』から引き続き出演）や晴乃チック・タックなどが出演し、番組を盛り上げました。収録は、東京都千代田区大手町のサンケイホールで行われていました。

主な出演者

丹下キヨ：丹下キヨ子
千久巡査（丹下の部下）：晴乃チック（晴乃チック・タック）
田久記者（新聞記者）：晴乃タック（晴乃チック・タック）
南田（土産物産の主人）：三波伸介（てんぷくトリオ）
バスの運転手：伊東四朗（てんぷくトリオ）
番頭：戸塚睦夫（てんぷくトリオ）
お俊ばあさん（旅館の女主人）：堺駿二

スタッフ

脚本：名和青朗、大西信行
音楽：折橋専太郎
演出：大島正俊

『なんでも110番』は、一人の女性警察官が、個性豊かな町の人々と触れ合いながら、様々な事件や出来事に遭遇する様子をコミカルに描いた作品です。丹下キヨ子さんをはじめとする出演者たちの軽妙な演技や、心温まるストーリー展開が、当時の視聴者から人気を博しました。

もう一度検索