はりけ〜んず

はりけ〜んず：日本のお笑いコンビ

はりけ〜んずは、日本の伝説的なお笑いコンビで、吉本興業に所属しています。1990年に結成されたこのグループは、メンバーの前田登と新井義幸で構成されています。前田はボケ担当で、大阪府出身。一方、新井はツッコミ役で、京都府の出身です。彼らは、長い芸歴とうまさを駆使した漫才芸で、多くのファンを魅了してきました。

コンビの成り立ちと歴史

はりけ〜んずの歴史は1988年に遡ります。当時、前田は心斎橋筋2丁目劇場で行われた素人オーディションに参加し、嶋地博とコンビを組んで初舞台を踏みましたが、早々に解散。前田はその後、東京に進出し、新しい相方を探す中でアルバイト先の喫茶店で新井と出会います。当時俳優を目指していた新井を口説き落とし、1990年に現在の「はりけ〜んず」を結成しました。このコンビ名は、新日本プロレスのファンだった前田が由来として、1985年に結成されたプロレスユニット「カルガリーハリケーンズ」から取られています。

以降、彼らは銀座7丁目劇場やルミネtheよしもとなど、様々な劇場で漫才を披露し続けてきました。

芸風と活動

彼らの芸風は、主に漫才で構成され、時にはアニメ関連のネタも披露しますが、毒舌を中心としたスタイルが特徴です。また、ネタのウケ具合の差が激しく、高齢者層の客には受ける一方で、若い層にはウケないこともしばしばです。新井は強面であるため、しばしばその顔をネタにされます。前田から「タッチの原田くんみたいな顔しやがって」とツッコまれることもあるほどです。

近年、二人はM-1グランプリやR-1ぐらんぷりの東京会場予選のMCを務め、更に注目を集めています。特に2019年にはM-1グランプリの準決勝でミルクボーイのネタに衝撃を受け、「優勝するわ」と確信したというエピソードもあります。

アニメオタクとしての一面

両者ともアニメオタクとして知られ、多くのアニメ情報番組にも出演しています。特に前田はアニメキャラクターのTシャツを愛用し、フィギュアを多数所持、さらには声優オーディションを受けて声優デビューも果たしました。自身が原作者を務めた漫画『おんたま!』も存在し、アニメ関連の単独ライブも行うなど、彼らのアニメ愛は多岐にわたります。

代表的な活動

はりけ〜んずは、テレビ番組やラジオ、アニメにも出演しており、その幅広い活動が魅力です。「爆笑オンエアバトル」では戦績0勝1敗ながら、数多くのファンに愛されています。また、2011年には第1回THE MANZAIに出場し、注目される存在となりました。2013年には、浅草花月で15年ぶりの単独ライブも開催しました。2023年には『THE SECOND 〜[[漫才トーナメント〜]]』への出場権を得ましたが、選考会で敗退しました。

まとめ

はりけ〜んずは、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビとして、漫才を通じて多くのファンに愛され続けています。彼らのユーモアには、アニメや実生活の経験が色濃く反映されており、今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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