へんちんポコイダー

へんちんポコイダー

『へんちんポコイダー』は、永井豪氏によって描かれた日本のギャグ漫画作品です。この作品は、講談社の『テレビマガジン』の別冊付録として掲載されました。

あらすじ

物語は、主人公である落ちこぼれの小学生、変珍太（へん ちんた）が、正義の超人「へんちんポコイダー」に変身することから始まります。彼は、チンコロ学園を舞台に、不良グループやスパルタ教師といった敵と戦いを繰り広げます。

登場人物

変珍太（へん ちんた）

本作の主人公。チンコロ学園に通う、勉強は苦手な少年ですが、誰よりも強い正義感を持っています。家族は両親、2人の兄、そして1人の姉という大家族です。
へんちんポコイダー

珍太が変身した姿。正義の心を持った超人として、悪に立ち向かいます。
ユカ

本作のヒロイン。珍太のクラスメイトで、優しく、思いやりのある少女です。
番長連合デストロ団

キング・デストロ

番長連合デストロ団のボスであり、珍太のクラスにいるガキ大将です。
バットねえちゃん

デストロ団の大幹部の一人です。
せんみつ博士

デストロ団の大幹部の一人です。
デビル・スパイダー先生

珍太のクラスに新しく赴任してきた教師。しかし、その正体は巨大な蜘蛛でした。
スパル団

デビル・スパイダー先生の部下たち。彼らもまた、蜘蛛の姿をしています。
倉久健人（くらく けんと）

デビル・スパイダーの後任としてやってきた教師。
スーパー魔人

倉久健人の正体。生徒たちをいじめる存在です。
五島面太（ごとう めんた）

転校生として登場。暴力をふるう問題児です。
変身ゴメンダー

五島面太の正体。ポコイダーを追い詰めますが、ユカに気を取られ黒板に激突し自滅します。
そうじだいじん

児童に無理やり掃除をさせる怪人。教頭先生が正体。初期の掲載では用務員という設定でしたが、差別用語にあたるとして変更されました。

サブタイトル

ポコイダー対デストロ団 の巻（テレビマガジン1976年6月号別冊付録）
ポコイダー対スパル団 の巻（テレビマガジン1976年10月号別冊付録）
体育はスーパー魔人に の巻（テレビマガジン1977年1月号別冊付録）
ごめんパンチだゴメンダー の巻（テレビマガジン1977年5月号別冊付録）
学園はきれいに の巻（テレビマガジン1977年7月号別冊付録）

関連作品

へんき〜んタマイダー

『マンガくん』（小学館）で連載された作品で、本作のリメイク的な位置づけです。作中ではポコイダーが登場し、競演を果たしました。
電送人バルバー

同じく『テレビマガジン』に連載された作品。作中で、トイレから瞬間移動する際にポコイダーについて言及する場面があります。
まぼろしパンティ

実写作品『まぼろしパンティVSへんちんポコイダー』で共演しています。へんちんポコイダー役は、なべやかん氏が演じました。
* 学生プロレス

学生レスラーの中には、「変人ポコイダー」というリングネームを使用している者がおり、この漫画から名付けられたと考えられます。

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