まごめ自然植物園

まごめ自然植物園について

まごめ自然植物園は、岐阜県中津川市に位置する自然植物園です。馬籠宿の北に位置し、梵天山（標高696m）の麓に広がる湿原を中心とした場所にあります。この植物園は、地域の自然をそのまま活かした施設として、1977年7月に開園しました。約20,000平方メートルの広さがあり、園内には約1kmの遊歩道が整備されており、自然を楽しみながら散策できます。

特徴

自然を生かした植物園: まごめ自然植物園は、地域の自然環境をそのまま保全し、その中で植物を観察できる点が大きな特徴です。人工的な手を加えることなく、自然のままの姿を楽しめます。
ハッチョウトンボの生息地: 園内は、絶滅危惧種であるハッチョウトンボの生息地としても知られています。貴重な生態系を間近で観察できるのも魅力の一つです。
多様な植物: 園内には300種以上の植物が生息しており、四季折々の花や緑を楽しむことができます。特に、ハナノキ、ヒトツバタゴ、サクラバハンノキ、ヘビノボラズ、カナクギノキ、シロモジ、コバノミツバツツジ、クロミノニシゴリ、コムラサキ、サルトリイバラ、ミカヅキグサ、ミミカキグサ、ベニシダ、サギソウ、サワシロギクなど、多種多様な植物を見ることができます。
併設施設: 植物園には、テニスコートやバーベキュー場も併設されており、植物観察だけでなく、スポーツやレジャーも楽しむことができます。

利用案内

所在地: 岐阜県中津川市馬籠5729-15
開園時間: 8:00 - 17:00
休園日: 無休（臨時休園あり）
入園料: 大人100円、小人50円
駐車場: 20台（無料）

アクセス

公共交通機関

北恵那交通「青野原」バス停から徒歩約5分
JR中央本線坂下駅から藤沢線「馬籠」行きバスに乗車（本数が少ないため注意）、「馬籠」バス停から徒歩約15分
JR中央本線中津川駅から馬籠線「馬籠」行きバスに乗車
中央道高速バス飯田線、伊那線、中央ライナー号「中央道馬篭」バス停から徒歩約40分

自動車

馬籠宿から県道7号中津川南木曽線を北上し、「馬籠」交差点で市道を北上
2023年度供用予定の中央自動車道神坂スマートインターチェンジ（仮称）が最寄りのインターチェンジとなる見込みです。

まとめ

まごめ自然植物園は、豊かな自然の中で多様な植物を観察できる貴重な場所です。ハッチョウトンボなどの珍しい生き物が生息するこの地で、自然の美しさを体験してみてはいかがでしょうか。家族や友人とのレクリエーションにも最適な場所です。ぜひ一度、訪れてみてください。

もう一度検索