まめうしシリーズ
『まめうしシリーズ』は、
絵本作家あきやまただしによる人気
絵本シリーズです。豆粒ほどの小さな牛「まめうし」と、その仲間たちが繰り広げる可愛らしい日常を描いた物語は、子供から大人まで幅広い世代に愛されています。本項では、
絵本シリーズと、そのアニメ化作品である
テレビアニメ『まめうしくん』について解説します。
概要
『まめうしシリーズ』は、豆サイズの小さな牛・まめうしとその仲間たちとの生活を描いた物語で、
2009年8月時点で19巻が刊行されています。NHK Eテレの『
てれび[[絵本]]』では、
濱田マリさんのナレーションで『まめうし』が紹介されました。
また、
2007年10月から
2008年9月にかけては、『まめうしくん』のタイトルで
テレビアニメが『ちびアニ劇場』内で放映され、全52話が放送されました。さらに、2005年7月28日からは、エクステリア製品メーカーである川口技研の環境イメージキャラクターにも起用されています。
刊行リスト
『まめうしシリーズ』は、
PHP研究所から出版されています。
まめうし (1997年9月発刊 ISBN 978-4-569-68070-5)
まめうしとありす (1998年2月発刊 ISBN 978-4-569-68092-7)
まめうしのおとうさん (1998年9月発刊 ISBN 978-4-569-68118-4)
まめうしとつぶた (1999年3月発刊 ISBN 978-4-569-68164-1)
まめうしとまめじい (1999年8月発刊 ISBN 978-4-569-68196-2)
まめうしのおかあさん (2001年2月発刊 ISBN 978-4-569-68281-5)
まめうしぽんぽんぽん (2004年5月発刊 ISBN 978-4-569-68476-5)
まめうしあいうえお (2004年5月発刊 ISBN 978-4-569-68475-8)
まめうしとひめうし (2005年2月発刊 ISBN 978-4-569-68526-7)
まめうしのあついなつ (2005年6月発刊 ISBN 978-4-569-68553-3)
まめうしのまんまるいふゆ (2005年11月発刊 ISBN 978-4-569-68581-6)
まめうしとまめばあ (2006年6月発刊 ISBN 978-4-569-68624-0)
まめうしのももいろのはる (2007年3月発刊 ISBN 978-4-569-68679-0)
まめうしのびっくりなあき (
2007年8月発刊 ISBN 978-4-569-68729-2)
まめうしくんとあいうえお (2008年1月発刊 ISBN 978-4-569-68756-8)
まめうしくんとこんにちは (
2008年7月発刊 ISBN 978-4-569-68797-1)
まめうしのクリスマス (2008年10月発刊 ISBN 978-4-569-68915-9)
まめうしくんとABC (
2009年4月発刊 ISBN 978-4-569-68949-4)
まめうしくんとものまね〜 (2009年8月発刊 ISBN 978-4-569-68993-7)
テレビアニメ『まめうしくん』は、2007年から2008年にかけて全52話が放送されました。アニメーション制作はトムス・エンタテインメントが担当しています。本編はFull HD画質ですが、作画の解像度はSDのままという珍しい作品です。
登場キャラクター
メインキャラクター
まめうし
声 - 内川藍維
本作の主人公。身長約3cmの豆粒ほどの小さな牛です。友達思いで明るい性格ですが、少し泣き虫な一面も持っています。
つぶた
声 -
芝原チヤコ
まめうしの友達で、豆粒ほどの小さな豚です。まめうしと似た顔立ちや性格で、「○○とです」という独特の口調で話します。
どんぐま
声 - 並木伸一
まめうしの友達。どんぐりほどの大きさの熊です。おっとりしていますが、頑張り屋で周りから頼りにされています。「おで」を一人称とし、博多弁で話します。
あずき
声 -
下屋則子
小豆ほどの大きさの雌牛で、まめうしのことが大好きです。彼の前では淑やかに振る舞いますが、怒ると怖い一面も。
ありす
声 - 寺谷美香
蟻ほどの大きさの小リス。どんぐりの中で暮らしています。怒りっぽいですが、優しくてしっかり者で、おしゃれが好きです。
まめうしの家族
お父さん
声 -
金光宣明
まめうしの父親。体は普通の牛と同じ大きさです。
お母さん
声 - 植竹香菜
まめうしの母親。体の大きさはお父さんとほぼ同じで、まめうしたちを温かく見守っています。
ひめうし
声 -
望月久代
まめうしの妹。可愛らしい容姿をしており、兄のまめうしが大好きで、いつも一緒にいます。
まめじい
声 - 平野俊隆
まめうしの祖父。活発な性格で、昔は色々な場所に冒険に行っていたそうです。
まめばあ
声 -
川崎恵理子
まめうしの祖母。少し怖い顔をしていますが、実は優しい性格で、まめうしたちの相談によく乗ってくれます。
サブキャラクター
つよいの
声 - 金光宣明
牧場のガキ大将の猪の男の子。常に威張っており、子分を連れています。関西弁で話します。
かわいの
声 -
川崎恵理子
つよいのの妹で、兄想いな淑やかな性格です。つぶたとも仲良しです。
ちいちゃいの
声 - 佐藤なる美
つよいのの子分。小さい猪。
ほそいの
声 -
植竹香菜
つよいのの子分。細い猪です。
ねむいの
声 - 小笠原淳
つよいのの子分。いつも眠そうな猪。彼の夢はよく当たります。
ぶっとんぼ
声 -
仁科洋平
ものすごい勢いで飛ぶ蜻蛉で、まめうしたちを色々な場所に連れて行ってくれます。
こいびとんぼ
声 - 藤葉愛香
ぶっとんぼの恋人です。
くりきんとん
声 -
佐々木日菜子
つぶたの弟で、栗きんとんのような見た目をしています。動くものを口に入れる癖があり、ありすの尻尾が好きです。
ピンクマ
声 - 溝邉祐子
ちゅぶた
声 - 藤葉愛香
ピンカラ姉妹
声 - 花村怜美(ピン子)、稲村優奈(カラ子)
スタッフ
原作 - あきやまただし
監督 - のなかかずみ
シリーズ構成 -
菅良幸
キャラクターデザイン - 牧内ももこ
美術監督 - 河野次郎
撮影監督 - 白尾仁志
色彩設計 - のぼりはるこ
編集 - 森田清次、中村恵、藤田育代
音楽 - 岩崎元是
音響監督 - 麦島哲也
音響効果 - 米原想(
サウンドボックス)
プロデューサー - 鵜飼浩史、宮本秀晃、木村太一
アニメーション制作 -
トムス・エンタテインメント
製作 - トムス・エンタテインメント、SOTSU
まめうしくん製作委員会 - 加藤良太(TMS)、板橋秀徳(
創通)、原康晴(コロムビア)、山下泰愛(
テレビ神奈川)、佐藤淳一(
PHP研究所)、全昌䤸(ソウルムービー)
主題歌
オープニングテーマ「は・ぴ・ぽ〜まめちっち」
作詞・作曲 - あさだなお / 編曲 - 安井歩 / 歌 - ピンカラ姉妹
エンディングテーマ「だいすきまめうしくん」
作詞・作曲 -
押谷沙樹 / 編曲 - 細井豊 / 歌 - sorachoco
各話リスト
(各話リストは省略します)
放送局
tvkおよび独立UHF局とABAは『ちびアニ劇場』に内包して放送。
NSTおよび
沖縄県で初めてネットされたUHFアニメである。
HABはUHFアニメを久しぶりに放映することとなる。また第27話で打ち切り。
RBCは
2008年9月26日まで土曜6時45分から、
2009年3月まで土曜6時だった。
NSTでは2008年6月24日まで放映された後休止していたが、10月17日から放送を再開された。
TVQでは
2009年3月28日まで土曜6時30分から放映された後休止していたが、
2010年2月13日から放映枠を移動して再開された。
GBSは開始から2009年3月まで日曜7時00分。4月から9月までは日曜8時00分だった。
SAYは
テレビ寺子屋の放送時間変更で、第47話で打ち切りになった。
KRYでは最終日曜に自己批評番組「みんなのなかにKRY」を放送するためこの番組は放送休止。
脚注
(脚注は省略します)
関連項目
UHFアニメ一覧
パンツぱんくろう
全力ウサギ
クプ~! まめゴマ
はなかっぱ
外部リンク
公式サイト
アニメ公式サイト - ウェイバックマシン(2020年8月12日アーカイブ分)