ピーマンズスタンダード

ピーマンズスタンダード：モヤモヤを笑いに変えた異色コンビの軌跡

ピーマンズスタンダードは、2005年7月に結成し、2019年2月に解散した松竹芸能所属のお笑いコンビです。ボケ担当の吉田寛とツッコミ担当の南川聡史によって構成され、独自の視点と完成度の高い漫才で人気を集めました。ここでは、コンビの歴史、メンバーのプロフィール、芸風、出演作品、そして解散後の活動について詳しく解説します。

メンバー

南川 聡史（みなみかわ さとし）
1982年9月28日生まれ、大阪府堺市出身。
AB型、身長181cm。
浪速高等学校、関西大学出身。
ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
解散後は「みなみかわ」としてピン芸人として活動中。

吉田 寛（よしだ ひろし）
1979年12月15日生まれ、兵庫県神戸市垂水区出身。
B型、身長167cm。
兵庫県立舞子高等学校、甲南大学出身。
ボケ担当、立ち位置は向かって左。
以前は「ブチネコ」というコンビで活動。
総合格闘技、ブラジリアン柔術の経験者。
解散後は芸能界を引退し、テレビ番組制作会社でAD、アシスタントプロデューサーとして活躍。

結成から解散まで

コンビは2005年に結成され、同年7月7日に初舞台を踏みました。コンビ名の由来は、結成当初にテレビ収録を控える中、南川が提案した「ピーマンズ」に、吉田が以前組んでいたコンビ「ブチネコ」と同じ画数であることを理由に反対。最終的に、南川のピン芸人名「アイヒマンスタンダード」の一部を取り、「ピーマンズスタンダード」という長いコンビ名に決定しました。

当初は大阪を拠点に活動していましたが、2009年2月より東京へ拠点を移し、活動の幅を広げました。M-1グランプリでは2008年に3回戦進出、2016年と2017年には準々決勝に進出するなど、実力派コンビとして知られていました。

しかし、2019年2月5日放送の『ウチのガヤがすみません!』にて解散を発表。多くのファンに惜しまれつつ、14年間の活動に幕を閉じました。

芸風

ピーマンズスタンダードの主な芸風は漫才です。南川の鋭いツッコミと、吉田の独特な世界観から繰り出される理屈っぽいボケが特徴でした。特に、吉田のボケに対して南川が「モヤモヤする」とツッコむネタは人気を博し、爆笑レッドカーペットでは初出場でレッドカーペット賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

解散後の活動

解散後、南川は「みなみかわ」としてピン芸人として活動を続けています。テレビやラジオ、ライブなど多方面で活躍し、その才能を発揮しています。

一方、吉田は芸能界を引退し、テレビ番組制作会社でAD、アシスタントプロデューサーとして裏方として活躍しています。

出演作品

テレビ

爆笑オンエアバトル
オンバト+
爆笑レッドカーペット
エンタの神様
ウチのガヤがすみません!
あらびき団（南川のみ）
めちゃ×2イケてるッ!（南川のみ）

ラジオ

松竹コンコンラジオ
マイナビ Laughter Night
アッパレやってまーす!火曜日（南川のみ）

DVD

* 「PS ヒゲとメガネとシャツとネクタイ」

ピーマンズスタンダードは解散しましたが、彼らの残した笑いは、多くの人々の記憶に刻まれています。それぞれの道を歩み始めた2人の今後の活躍に期待しましょう。

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