みんなのウマ倶楽部

みんなのウマ倶楽部とは

『みんなのウマ倶楽部』（みんなのうまくらぶ）は、フジテレビ系列の東日本地域で2008年1月12日から2009年12月26日まで放送された競馬バラエティ番組です。土曜深夜に生放送され、『うまなりクン』、『あしたのG』、『うまッチ!』、『うまなで〜UMA to NADESHIKO〜』といった過去の競馬番組の系譜を継ぐ番組として、東日本地域の競馬ファンに親しまれました。

番組概要

番組のコンセプトは「レース前夜の究極の予想バトル」。各スポーツ紙を代表する競馬担当記者が、社運をかけて翌日のメインレースの予想対決を行います。司会はほしのあきが務め、競馬予想に挑戦するほか、スタジオを飛び出して牧場や厩舎を訪問し、騎手や名馬にインタビューする企画もありました。2010年1月9日からは、おぎやはぎと篠田麻里子が司会を務める『うまプロ!』が後継番組としてスタートしたため、2009年12月26日に番組は終了しました。

出演者

レギュラー

司会（ウマ倶楽部部長）：ほしのあき
アシスタント：木下優樹菜
ウマ倶楽部メンバー（準レギュラー）：
おぎやはぎ（小木博明、矢作兼）
アンタッチャブル（山崎弘也、柴田英嗣）

※おぎやはぎとアンタッチャブルは週替わりでどちらか1組が出演。両組のスケジュールが合わない場合は、『みんなのケイバ』ナビゲーターの川合俊一がピンチヒッターを務めました。

出演者に関する特記事項

木下優樹菜は『クイズ!ヘキサゴンII』の収録と重なることがあり、その際は欠席となることがありました。
ほしのあきは、2009年3月28日の放送でドバイ出張のため、初めて欠席しました。
おぎやはぎは『リンカーン』（TBS）の収録と重なることが多かった。
『みんなのケイバ』へのゲスト出演は、2008年に木下が1度、おぎやはぎが2度、2009年に木下とおぎやはぎがそれぞれ1度ありましたが、アンタッチャブルは出演しませんでした。
MC陣の中で、アンタッチャブルのみが過去にフジテレビの競馬番組に出演経験があり、2005年から2006年に放送されていた『うまッチ!』以来、2年ぶりのフジテレビ深夜競馬番組への復帰となりました。
おぎやはぎは後継番組の『うまプロ!』、さらにその後継の『なまうま』にもMCとして継続して出演しました。

ウマ倶楽部プレイヤー

番組では、各スポーツ紙の競馬担当記者が「ウマ倶楽部プレイヤー」として参加し、予想バトルを繰り広げました。

1枠：野村英俊（東京中日スポーツ本紙担当） ⇒ メガトラックマン ⇒ 規格外のベテラン ⇒ 荒ぶるダービー記者
2枠：和田美保（日刊スポーツ） ⇒ 若き女帝 ⇒ 競馬界の若き女帝
3枠：水戸正晴（サンケイスポーツ） ⇒ 団塊の万券王
4枠：和田剛（デイリースポーツ本紙担当） ⇒ 最年少No1本紙 ⇒ データの鬼 ⇒ データのご主人様
5枠：鳥谷越明（スポーツニッポン本紙担当） ⇒ 馬単先生
6枠：椎名竜大（スポーツ報知） ⇒ ウマのソナタから ⇒ ゼロ円王子 ⇒ 孤高のゼロ円王子 ⇒ 奇跡の3連単ハンター

ウマ倶楽部プレイヤーに関する特記事項

サンケイスポーツは、長年フジテレビの競馬中継に制作協力しており、『みんなのKEIBA』にも協力しています。
日刊スポーツは、かつて大川慶次郎が所属していた関係で、フジテレビの競馬中継と深い繋がりがありました。
東京中日スポーツ（トーチュウ）は、中日スポーツが東海テレビの競馬中継に深く関与しているため、関西の情報は中日スポーツ経由となります。
デイリースポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知は、これまでフジテレビの競馬中継との関わりが薄かったため、これらの記者がレギュラー出演することは特筆すべき点でした。
番組放送時、フジテレビは競馬エイトとの関係を距離を置いていましたが、後継番組『うまプロ!』からは再び競馬エイトのトラックマンのみが出演するようになりました。
水戸正晴はニッポン放送の『日曜競馬ニッポン』、鳥谷越明はグリーンチャンネルの競馬中継、椎名竜大はラジオ日本の競馬番組にゲスト出演することがありました。
鳥谷越明は、JRAホームページ内の「今週の注目レース」で関東開催重賞の出走馬情報記事を担当しました。
野村英俊の肩書きは2008年9月から「荒ぶるダービー記者」となりましたが、番組内で最初に野村を「ダービー記者」と呼んだのは鳥谷越明です。
記者たちの買い目が単複のみの場合、「野村買い」と揶揄されることがありました。
和田剛は「メイド予想」という企画を担当し、その予想データをMC陣は「にゃんにゃんデータ」と呼んでいました。
2009年2月22日放送で水戸正晴が、2009年9月13日放送分で鳥谷越明が、『みんなのケイバ』にVTR出演しました。
2012年からフジテレビで始まった『なまうま』では、トーチュウ、サンスポ、デイリー、報知が紙面協力を行っていますが、日刊スポーツとスポーツニッポンは協力していません。

番組常連ゲスト

騎手関連：後藤浩輝、松岡正海
アナウンサー関連：長谷川豊、福原直英
その他：バナナマン（設楽統、日村勇紀）

過去の出演者

秋山優（2008年1月5日 - 2008年3月29日、「おすすめスイーツ」担当）
アンジャッシュ（児嶋一哉、渡部建、準レギュラー）：番組開始3ヶ月間のみの準レギュラー。

コーナー

競馬記者予想バトル：番組のメインコーナー。6人のウマ倶楽部プレイヤーが、日曜日のメインレースの予想バトルを行う。
ウマ倶楽研究室：競馬に関する謎や疑問点を、ウマ倶楽部メンバーが解明するコーナー。
ウマ倶楽名馬図鑑：翌日のメインレースで活躍した名馬を、おぎやはぎまたはアンタッチャブルが漫才形式で紹介するコーナー。
みんなのウマNEWS：1週間の競馬界のニュースを伝えるコーナー。

過去のコーナー

おすすめスイーツ（2008年1月 - 2008年3月）：甘党の騎手がおすすめのスイーツを紹介するコーナー。
あしたのウマ鞍（2008年4月 -2008年6月）：ウマ倶楽部プレイヤーが、日曜のレースの中から自信のあるレースと本命馬をプレゼンするコーナー。

特別企画

木下優樹菜のGIファンファーレ挑戦企画：木下がトロンボーンやスネアドラムでGIレースのファンファーレに挑戦しました。
小木博明競馬実況挑戦企画：小木と山崎が競馬実況に挑戦し、対決する企画。最終的には小木が「看板芸人実況アナウンサー」となりました。
ハシッテホシーノ系：ほしのが命名した競走馬ハシッテホシーノが出走レースで勝利するごとに、ほしのがコスプレを披露する企画。
馬券対決：夏競馬期間中の予想バトル休止期間に行われた特別企画。松岡正海と野村英俊、木下優樹菜と椎名竜大が対決しました。

競馬記者予想バトル（各期の結果）

2008年上半期：野村が的中数トップ。全員回収はマイナス。
泣きの3番勝負：和田美保のみが的中。
2008年下半期：鳥谷越が的中数トップ。全員回収はマイナス。
2009年上半期：椎名が回収率100%越えで優勝。
夏の3番勝負：野村と和田美保が回収率100%越え。
FINAL：水戸が番組史上最高配当の28万馬券を的中させ優勝。野村も回収率100%越え。通算優勝回数は水戸がトップ。

放送時間

毎週土曜日（番組編成によって変動あり）

25:15 - 25:45（2008年1月12日 - 2008年3月29日）
25:05 - 25:35（2008年4月5日 - 2009年12月26日）

ネット局

フジテレビジョン（制作局）、北海道文化放送、福島テレビ、新潟総合テレビ、仙台放送、長野放送、テレビ静岡。

オープニングテーマ

THE FRATELLIS『FOR THE GIRL』（2008年）

その他

以前はセットに前番組『うまなで』のマスコット「うまなでさん」のぬいぐるみが置かれていました。

関連項目

サタうま!（西日本地区の同種番組）
なまうま（フジテレビで2012年よりスタートした同コンセプトの番組）
競馬予想TV!（フジテレビTWOの同種番組）
週刊UMAJIN（BSフジにおける同種番組）

外部リンク

みんなのKEIBA

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