むかし家今松 (7代目)

むかし家今松

むかし家今松（むかしや いままつ、1945年10月30日 - ）は、千葉県松戸市出身の落語家。本名は鵜殿真克（うどの まさかつ）。落語協会に所属し、出囃子は『舌出し三番叟』、紋は『裏梅』を使用している。

経歴

1965年1月、十代目金原亭馬生に入門し、前座名「駒次」（こまじ）を名乗る。同年3月14日に新宿末廣亭にて「道灌」を演じ初高座を踏んだ。

1970年4月、六代目柳家小団治、柳家小三太、三遊亭旭生と共に二ツ目に昇進し、七代目むかし家今松を襲名した。

1981年3月には、柳家さん喬、五街道雲助、三遊亭圓龍、三遊亭歌司、二代目金原亭馬の助、橘家竹蔵と共に真打に昇進した。

1987年12月には、第33回国立演芸場花形若手演芸会にて新人賞金賞を受賞した。受賞演目は「笠碁」。

芸歴

1965年1月 - 十代目金原亭馬生に入門、前座名「駒次」となる。
1970年4月 - 二ツ目昇進、「むかし家今松」と改名。
1981年3月 - 真打昇進。

人物

「そんなに売れたくない」という口癖を持つ。これは、人気が出過ぎて忙しくなることを避けたいという、落語に対する独特の価値観を表している。

2004年から2018年まで、新宿末廣亭12月下席夜の部の主任を務めた。最終日の28日には、自身の十八番である「芝浜」で締めるのが恒例となっていた。

三遊亭歌司、三遊亭圓丈、古今亭志ん駒、柳家さん遊、柳家小団治、柳家さん八、三遊亭圓龍、古今亭志ん五、金原亭馬の助、橘家竹蔵、柳家小袁治と共に同期会「落友舎」を結成し、親睦を深めている。

演目

主な演目として「笠碁」「芝浜」などがある。

外部リンク

七代目 むかし家今松 サイト
* むかし家今松 - 落語協会

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