やる気マンマン日曜日

『やる気マンマン日曜日』

概要

『やる気マンマン日曜日』は、1987年10月4日から1989年4月2日までTBS系列で放送されていた公開バラエティ番組です。この番組は毎日放送とホリプロダクションによって共同制作され、毎週日曜の午後に放送されていました。放送枠の設定は1時間でしたが、その中にはさまざまな楽しいコーナーや参加者が楽しめる企画が盛り込まれました。

この番組が登場する以前も、TBS系列では視聴者参加型の番組がいくつか放送されていましたが、ほとんどが短命に終わっていました。それを受けて、新たにスタートした『やる気マンマン日曜日』は、バラエティ番組としての路線にシフトしました。放送されていた期間中、この番組は一定の人気を保持し、視聴者に楽しまれる存在となっていきました。

また、番組のテーマソングとして流れていた「やる気マンマン体操」は、特に人気があり、視聴者の間で話題となりました。番組は、前番組である『サブロー・シローの歌え!ヤング大放送』の形式を引き継ぎつつも、バラエティ色を強調する形で進行しました。しかし、1999年4月に最終回を迎えると、5年間続いた公開番組の流れが一旦終了しました。

出演者

このバラエティ番組には数多くのレギュラー出演者が名を連ねました。榊原郁恵、田代まさし、桑野信義、井森美幸、山瀬まみ、松居直美、岩井由紀子、越前屋俵太、チャック・ウィルソンなど、様々な顔ぶれが集まりました。1988年からはB21スペシャルもレギュラー出演者として加わりました。特に榊原郁恵は、1988年12月まで出演しましたが、その後産休に入るために降板しました。また、ナレーションを担当した田中信夫や大森章督も成功を収めた重要な役割を果たしました。

主要コーナー

番組は、オープニングで始まり、ビジーフォースペシャルがテーマ曲を演奏するスタイルが採用されていました。各回には「業界クイズグランプリ」や「笑ってゴ〜ン!」など、視聴者参加型のクイズコーナーが設けられ、多彩なジャンルから出題されるクイズが楽しめました。特に「業界クイズグランプリ」では、優勝チームにダイヤモンドネックレスが贈られるなど、豪華な特典もありました。

さらに、番組終盤には「やる気マンマンコンビニエンスライブ」と呼ばれる公開コントのコーナーも設けられ、これにより視聴者の興味を引きつけることに成功しました。コントは毎回異なるテーマで展開され、出演者たちが観客を楽しませることを意識した演出が行われました。たくさんのゲスト出演者もおり、彼らの参加が番組をさらに盛り上げる要因となっていました。

最後に

残念ながら、番組は1989年4月に終了し、その後数年間、公開放送の形式が継続されることはありませんでした。『やる気マンマン日曜日』が放送されていた期間は、視聴者にとって貴重なひとときとなり、バラエティ番組としての新たな形を築いたと言えるでしょう。その影響は今でも語り継がれています。

もう一度検索