ゆうゆうワイド (NHK山口)

ゆうゆうワイドについて

『ゆうゆうワイド』は、1997年4月にNHK山口放送局でスタートし、2010年3月26日まで放送された夕方の地域情報番組です。当初、番組は『ゆうゆうワイド山口』という名称でしたが、リニューアルに伴い「山口」を外し、全国的に親しまれる番組へと成長しました。

番組の発展と流れ

この番組は、北九州放送局との連携が強く、山口や福岡の3局間でニュース素材の交換が行われていました。そのため、放送された内容が北九州での「こんばんは北九州」や「旧NEWSシャトル北九州」でも取り上げられることがしばしばでした。逆に、北九州の企画が『ゆうゆうワイド』でも放送され、ともに情報を共有する役割を果たしていました。

2006年春の改編では、地域情報番組が再編成され、17時台前半に『情報いちばん!ちゅうごく』、後半に自社制作の『てれのんた』が放送されることになりました。その結果、『ゆうゆうワイド』は18時台のみの放送となり、2007年に17時台の番組が終了した後は、東京発の『ゆうどき』が引き継いで放送されました。

最終的に、2010年3月26日に番組は終了し、その後『情報維新!やまぐち』に移行しました。

放送時間とキャスター

当番組の放送時間は平日の18時10分から19時まで、2006年3月までは17時10分から19時まででした。キャスターは、柴田拓、安田真一郎、鈴木寛子、毛利千亜樹、イ・ユミ（キョンサン南道便り）、山口久美子（気象予報士）、牧陽子（関門便り）などが担当していました。安田、毛利、山口は『情報維新!やまぐち』に移行しましたが、他のキャスターは柴田を除いて全員が退局しています。

番組の主なコーナー

『ゆうゆうワイド』には、さまざまな日替わりコーナーが設けられており、視聴者に多彩な情報を提供していました。18:10からはオープニングを経て、県内ニュースが放送されました。

18:20からは日替わりで特集が組まれ、月曜日にはインタビュー、火曜日から木曜日は特集、金曜日は気象予報士による週末情報が紹介されました。18:34には季節の映像や気象情報が提示され、その後も県内ニュースが続きました。18:40からも日替わりコーナーが行われ、経済企画やカメラマンリポート、友好関係にある慶尚南道からの便りなど、多岐にわたる内容が放送されました。

その後、18:50にはニュースリフレインとあすの動きが伝えられ、気象情報が18:52には首都圏ネットワークから、18:54には山口の気象情報が放送されました。番組は、18:58にエンディングを迎える形で締めくくられました。

まとめ

『ゆうゆうワイド』は、地域に根ざした情報を提供し、山口や福岡の視聴者に愛された番組でした。多彩なコーナーやニュース、地域密着の内容で多くの人々に親しまれ、放送終了後もその記憶は色濃く残っています。

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