よかっぺ号

よかっぺ号

「よかっぺ号」は、茨城県の水戸市、石岡市、土浦市、つくば市と、京都府京都市、大阪府大阪市を結ぶ夜行高速バス路線です。関東鉄道と近鉄バスの2社が共同で運行しています。この路線は、茨城県と関西地方間の移動手段として重要な役割を果たしており、多くの利用者に利用されています。

運行会社

関東鉄道（水戸営業所）
近鉄バス（八尾営業所）

停留所

停留所の案内表記は、茨城県側が関東鉄道の表記、関西側が近鉄バスの表記となっています。なお、途中休憩はありません。

茨城県側

水戸駅南口（4番のりば）
大工町
大塚
石岡（常磐自動車道本線上バス停）
土浦駅東口
つくばセンター
並木大橋


関西側

京都駅八条口（F3のりば）
大阪駅前（地下鉄東梅田駅）※定期便（1号車）のみ乗降扱い、臨時便（2号車以降）は停車しません
近鉄なんば駅西口（OCATビル）
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


経由

常磐自動車道、東名高速道路、伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、新名神高速道路、名神高速道路を経由します。

沿革

「よかっぺ号」は、2001年4月26日に運行を開始しました。以下に主な沿革をまとめます。

2001年
4月26日：運行開始。
12月19日：大阪行のみUSJへの乗り入れを開始。大阪行の上本町停留所の乗り入れを廃止。
2003年
3月5日：近鉄便の1号車を2階建て車両に変更。
2004年
12月22日：梅田、名神茨木、高槻、大山崎、（常磐道）石岡に停車開始。USJ乗り入れ廃止。
2017年
4月28日：大阪行のみUSJ乗り入れを再開。
7月1日：水戸行もUSJへの乗り入れを開始。名神大山崎、名神高槻、名神茨木インター、あべの橋バスステーションの4停留所への乗り入れを廃止。
2019年
6月21日：運賃改定。
2020年
4月10日：新型コロナウイルスの影響により、5月7日出発便（後に6月30日まで延長）まで運休。
7月1日：運行を再開。
2021年
1月19日：3月11日まで運休。
3月12日：運行を再開。

車内設備

快適な移動を提供するため、以下の設備が備えられています。

3列独立シート
トイレ
飲み物
毛布（コロナ禍以降は貸し出し中止）
スリッパ

※多客時に運行される後続便では、仕様やサービスが異なる場合があります。

車両

関東鉄道は29人乗りのスーパーハイデッカー車（三菱ふそう・エアロクィーン）を、近鉄バスは27人乗りのハイデッカー車（日野・セレガ）を使用しています。近鉄バスでは、過去に36人乗りの2階建て車（三菱ふそう・エアロキング）を使用していた時期もありました。また、関東鉄道は開業当初、近鉄バスから中古車（日野ブルーリボンRU）を譲り受けて運行していました。この車両は、関東鉄道では珍しい日野製の高速バス車両でした。

外部リンク

関東鉄道 水戸･土浦･つくば～京都・大阪線
近鉄バス 大阪・京都←→つくば・土浦・水戸（よかっぺ号）

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