アキハバラ発!ぷらてぃあ放送局

アキハバラ発！ぷらてぃあ放送局：秋葉原から届ける、ゲームと笑いのインターネットラジオ

『アキハバラ発！ぷらてぃあ放送局』は、ゲームソフト等の通販サイト『ぷらてぃあ』と『Game-Style』が配信していたインターネットラジオ番組です。アダルトゲーム情報を中心に据えつつ、リスナー参加型の企画や個性豊かなパーソナリティ、そして魅力的なオリジナルキャラクターが番組を彩りました。名古屋に本社を置く『ぷらてぃあ』ですが、番組収録は秋葉原のスタジオで行われ、その地名の通り、秋葉原の文化が色濃く反映された番組となっています。

個性豊かなパーソナリティとマスコットキャラクター

番組のパーソナリティは、まきいづみさんと、初期は民安ともえさん、その後は宮沢ゆあなさんが務めました。また、情報コーナーでは『ぷらてぃあ』の広報担当が「ぷら太郎」「ぷら次郎」「ぷら美」などの名前で登場し、番組に華を添えました。

番組開始と同時に、ヤマ・びっこさんによるイラストと漫画で描かれたマスコットキャラクターが誕生しました。リスナーからの応募によって決定された名前は、ティアラとプラム（当初）、後にライムが登場します。それぞれのキャラクターは、まきいづみさん、民安ともえさん、宮沢ゆあなさんが声を当てており、番組冒頭やCMなどで活躍しました。ティアラはわがままでトラブルメーカーな支社長、プラムはティアラのメイドという設定で、二人の掛け合いが番組の大きな魅力の一つでした。

多彩なコーナーとリスナー参加型企画

『アキハバラ発！ぷらてぃあ放送局』は、多くの魅力的なコーナーで構成されていました。

冒頭ドラマ: ティアラとプラム（その後ライム）によるミニドラマで、リスナーからアイディアを募集するなど、番組とリスナーが一体となって作り上げるコーナーでした。
ふつおた: 普通のメールを紹介するコーナー。リスナーからのメッセージが番組を支える大切な要素でした。
ぷらてぃあインフォメーション: 『ぷらてぃあ』の商品やキャンペーンを紹介するコーナーです。
メーカーさんいらっしゃい！: ゲームメーカーをゲストに招き、新作ゲームを紹介するコーナー。
クイック・クイック・ドット・トーク: リスナーから送られてくる早口言葉をパーソナリティとゲストが対決するコーナーで、個性的なキャラクター設定が加わったこともありました。
新商品開発部: 新商品のアイディアを募集するコーナー。リスナーの創造性が試されるコーナーでした。
まきいづみのオシオキ部屋: 叱られたいリスナーからの投稿を募集し、まきいづみさんがオシオキする、ユニークなコーナーでした。
ぷらてぃあ乙女心研究所: 女の子をキュンとさせるような口説き文句を考えるコーナー。
* 自分最強伝説: ここだけは誰にも負けないという自慢を発表するコーナー。

他にも、「ぷらてぃあ作文」「ぷらてぃあ相談室」「思い出のゲーム」などのコーナーがありました。ゲストが初登場の際には、パーソナリティがゲストの鞄の中身を開けてトークを繰り広げるのが定番となっていました。

番組の歴史と関連商品

『アキハバラ発！ぷらてぃあ放送局』は、2007年3月8日から2008年8月7日まで、毎週木曜日に更新されました。MP3形式で、ダウンロードとPodcastの両方で配信され、ダウンロード版はより高音質でした。2008年からはストリーム配信のみに変更され、放送時間も短縮されました。

番組では、数多くの関連商品が発売されました。ドラマCDシリーズでは、番組本編の一部と、オリジナルドラマ「ぷらてぃあ劇場」、キャラクターソングなどが収録されました。また、コミックマーケットでの限定販売商品なども存在し、熱心なファンを魅了しました。

『アキハバラ発！ぷらてぃあ放送局』は、個性的なパーソナリティ、魅力的なキャラクター、そして多彩なコーナーが織りなす、独特の雰囲気を持つインターネットラジオ番組でした。その明るく楽しい時間は、多くのリスナーの心に深く刻まれていることでしょう。

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