アスクワイルドモア

アスクワイルドモア

アスクワイルドモア（Ask Wild More）は、2019年生まれの日本の競走馬。2022年の京都新聞杯の優勝馬として知られています。

馬名の由来

馬名の由来は、馬主の冠名である「アスク」に、「もっとワイルドに」という意味を込めたもの。また、馬主の廣崎氏は、親交のある馬主・吉原毎文の父、吉原貞敏氏が所有していた皐月賞馬ワイルドモアにあやかって名付けたと語っています。

競走成績

2歳時（2021年）

7月、函館競馬場でデビューし2着。
8月、未勝利戦で1番人気に応え勝利。
8月、[札幌2歳ステークス]で2着と好走。
12月、ホープフルステークス(GI)では15着と大敗。

3歳時（2022年）

2月、[きさらぎ賞]で4着。
5月、[京都新聞杯]で優勝。岩田望来騎手との新コンビで、2分9秒5の芝2200m日本レコードを記録。しかし、レース中に岩田騎手が斜行し、騎乗停止処分を受ける。
5月、[東京優駿](GI)では12着。
秋は、神戸新聞杯10着、菊花賞9着、中日新聞杯18着と振るわず。

4歳～6歳時（2023年～2025年）

2023年2月、[ダイヤモンドステークス]で14着の後、脚部不安で長期休養。
2024年6月、スレイプニルステークスで復帰するも16着。
同年12月、中日新聞杯18着を最後に現役引退。
2025年2月、競走馬登録を抹消され、乗馬となる。

血統

母の全兄には、2010年の青葉賞勝ち馬であるペルーサがいます。

総括

アスクワイルドモアは、3歳時の京都新聞杯で見事なレコード勝ちを収めましたが、その後は怪我などもあり、期待されたほどの活躍を見せることはできませんでした。しかし、その一瞬の輝きは、多くの競馬ファンの記憶に残るものとなりました。今後は乗馬として、穏やかな日々を送ることを願います。

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