アップルウェザー

会社概要

有限会社アップルウェザーは、日本の東北地方、青森県の県庁所在地である青森市に本社を構える気象予報を専門とする企業です。

設立と沿革

同社は、1999年 4月2日に設立されました。これは、同年の気象業務法改正が行われたことを契機としています。設立翌月の1999年5月には、気象庁からの予報業務許可（許可番号第64号）を取得し、気象予報事業を開始しました。さらに2001年1月には、気象庁より予報業務変更許可を受け、特に1ヶ月予報に関する許可は全国でも2番目という早い段階で取得しています。同年3月には、アップルウェザー気象情報センターが完成し、事務所を移転しました。2002年3月には、本社所在地を青森市中佃から気象情報センターのある青森市花園へ正式に移転登記しています。その後も活動拠点の変更があり、2006年4月、2009年4月（花園地区から松森地区へ）、そして2015年6月と複数回の事務所移転を経て、事業を継続しています。

気象予報事業に加え、環境への配慮も行っており、2003年9月には青森環境マネジメントシステムスタンダード（AES）に基づいた環境宣言を行いました。また、中小企業としての経営基盤強化にも取り組み、2004年3月には中小企業経営革新支援法に基づく『経営革新計画』を申請し、青森県の承認を受けています。

メディアでの情報発信

アップルウェザーは、県内の様々なメディアを通じて地域住民へ気象情報を提供しています。特に青森放送（RAB）とは密接な関係があり、ラジオ放送用の回線が結ばれており、放送ブースから直接最新の気象情報を伝える体制が整えられています。ただし、桜の開花予想など一部の予報にはウェザーニューズの予想が用いられるケースもあります。

現在、同社の気象予報士が定期的に出演している番組としては、RABラジオの『RABニュース&ウェザー』（月曜日から金曜日）があります。この番組には、代表取締役会長の工藤淳氏と予報部長の小林貴子氏が出演しています。

過去には、多くのテレビ・ラジオ番組で気象情報を提供していました。主な出演実績として以下が挙げられます。

青森朝日放送『スーパーJチャンネルaba』（毎月最終金曜日「ツキイチ・おてんき〜わ〜ど」に吉葉和義氏が出演）
青森テレビ『えなりかずき!そらナビ』（金曜日、番組内コーナー「そらチュー」で青森県から中継がある場合に吉田篤氏が出演）
青森テレビ『らくてんスタジオ』（金曜日、工藤淳氏が出演）
青森放送ラジオ『あおもりTODAY「それいけ!お天気追跡隊」』（水曜日、工藤淳氏が出演）
青森放送ラジオ『あおもりTODAY』（水曜日「晴れときどき・はれドキらじお」、小林貴子氏が出演）
青森テレビ『ATVニュースワイド』（月曜日から金曜日「天気コーナー」、吉田篤氏が出演）
NHK青森放送局『あっぷるワイド』（金曜日「あおもり気象の話」、小林貴子氏が出演）
青森放送ラジオ『海の気象ニュース』（月曜日から金曜日、工藤淳氏が出演）

なお、RABテレビの『RABニュースレーダー』の天気予報コーナーには、同社の予報士は現在出演していません。しかし、天気に関するニュースや話題が取り上げられる際は、RABをはじめとする他番組に不定期で出演する機会もあります。

在籍する気象予報士

アップルウェザーには、経験豊富な気象予報士が所属しています。主要な予報士として、代表取締役会長の工藤淳氏と予報部長の小林貴子氏が在籍しており、両名とも防災士の資格も取得しています。

特に小林貴子副社長は、当初は事務職として入社しましたが、気象分野への深い興味から独学で学び、気象予報士の資格を取得するという異色の経歴を持っています。

その他の特記事項

同社の活動はメディアでも注目されており、例えば2008年 2月5日火曜日の読売新聞朝刊青森地域コーナー「トップの眼」には、会社と社長へのインタビュー記事が掲載されました。

外部リンク

* アップルウェザー公式サイト

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