アニメージュTV

アニメージュTVの紹介

『アニメージュTV』は、徳間書店が制作したアニメに特化した情報番組で、1999年4月から2000年9月まで放送されていました。これは月刊アニメ雑誌『アニメージュ』のテレビ版として、DirecTVの無料チャンネル「YOKOHAMAベイサイドTV」や、テレビ神奈川とサイマル放送されました。後にテレビ埼玉やキッズステーションでも放送が開始され、多くの視聴者に親しまれました。

番組の構成

パーソナリティには声優の山本麻里安が起用され、番組内ではアニメやゲームの紹介をするほか、スタジオに招かれたゲストと楽しいトークを繰り広げていました。初回の放送では、徳間グループが映画制作を行っていた大映製作の「平成ガメラシリーズ」が特集され、その後はスタジオジブリの作品も取り上げられることが多かったです。これは徳間書店のプロモーション的な側面が強く表れたものでしたが、他社の作品も積極的に紹介されていました。

制作からの撤退と番組の終了

しかし、2000年には徳間書店が番組制作から撤退し、その結果、同年9月に放送は終了しました。『アニメージュTV』のスタイルは後に『アニメTV』へと引き継がれていきました。この番組が終わった後も、アニメ関連の情報番組は続いていくことになります。

月刊アニメージュTVの展開

その後、月刊アニメージュTVも放送を開始しました。こちらは徳間書店が発行するアニメ雑誌『アニメージュ』の編集部と提携したアニメ情報番組で、CS放送のファミリー劇場で2009年6月まで月に1回放送されました。ナビゲーターは声優の石田彰と小島幸子が務め、アニメージュの最新号の紹介や人気声優のインタビュー、業界人のドキュメンタリーなどが放送されました。

大野修一が毎回出演し、最新号の内容などを詳しく説明するなど、視聴者にとって非常に有益な情報が詰まっていました。これまでに富野由悠季や押井守など、アニメ業界の著名人も多く出演していました。

アニメ 問わず語り

加えて、月刊『アニメージュ』の連載コーナーで「アニメ 問わず語り」というミニ番組も放送されていました。これは特に思い入れのあるアニメやそのエピソードについて著名人が熱く語る短いコーナーで、あっという間に終了してしまったエピソードも多くありました。出演者には落語家の立川談志や実業家の堀江貴文など、多彩な顔ぶれが登場し、様々な視点からアニメの魅力を語る姿が見受けられました。

結論

『アニメージュTV』やその後の関連番組は、アニメファンにとって貴重な情報源であり、アニメ文化の発展に寄与しました。特に時代を超えるアニメの魅力や製作秘話を知ることができ、多くのファンを惹きつける内容が満載でした。今でもその影響は色濃く、アニメの愛好者たちの心に残り続けています。

もう一度検索