アピカ

アピカは、日本ノート株式会社が展開する文具ブランドの一つであり、同社の前身となる文具メーカーの名称でもあります。日本ノート株式会社は、東京都江東区に本社を置く文具メーカーで、主に学童向けの学習帳や、一般向けのノート類、レターセット、プリンタ用紙など、紙製品全般の製造・販売を行っています。同社はプラス株式会社グループの一員です。

アピカの製品

アピカブランドの製品は、多岐にわたります。主な製品は以下の通りです。

学習帳（スヌーピー学習帳、トーカイグラフィック学習帳など）
ノート
原稿用紙
便箋
封筒
レターセット
アドレス帳
プリンタ用紙
伝票
領収証
履歴書

これらの製品は、学童から社会人まで幅広い層に利用されており、文具としての実用性だけでなく、デザイン性にも優れているのが特徴です。

日本ノート株式会社の歴史

日本ノート株式会社は、複数の企業の合併を経て現在に至ります。その歴史を以下にまとめました。

1916年（大正5年）3月 - 日本ノート製造株式会社設立。
1920年（大正9年）7月 - 日本学用品株式会社を合併し、日本ノート学用品株式会社に社名変更。
1954年（昭和29年）10月 - 日本ノート株式会社に社名変更。
1965年（昭和40年）6月 - 枚方工場操業開始。
1968年（昭和43年）9月 - 日章株式会社に社名変更。
1973年（昭和48年）2月 - ブランド名「アピカ」を制定。
1983年（昭和58年）10月 - アピカ株式会社に社名変更。
2002年（平成14年）8月1日 - 東海紙製品株式会社と合併。
2017年 (平成29年) 4月 - プラス株式会社グループに加わる。
2019年 (平成31年)1月 - キョクトウ・アソシエイツと合併し、日本ノート株式会社が誕生。同社の社内カンパニーとなる。

東海紙製品の沿革

日本ノート株式会社に合併した東海紙製品株式会社の沿革は以下の通りです。

1949年（昭和24年）12月 - 会社設立。
1967年（昭和42年）8月 - 越谷工場操業開始。
2002年（平成14年）8月1日 - アピカと合併。

合併前の主要事業所

合併前の主要な事業所は以下の通りです。

本社 - 埼玉県越谷市大沢3174
札幌営業所 - 北海道札幌市東区北20条東18丁目2-1
福岡営業所 - 福岡県福岡市博多区東光2-8-17
越谷工場 - 埼玉県越谷市大沢3174
* 枚方工場 - 大阪府枚方市春日北町1-6-1（2021年閉鎖）

これらの事業所は、製品の製造・販売を支える重要な拠点でした。

まとめ

アピカは、長年にわたり日本の文具市場を支えてきたブランドであり、その歴史は、日本ノート株式会社の変遷とともにあります。現在では、プラス株式会社グループの一員として、高品質な製品を提供し続けています。学童から社会人まで、幅広いユーザーに愛されるアピカの製品は、今後も文具市場で重要な役割を担っていくでしょう。

もう一度検索