アリエル・フラード

アリエル・ボリバル・フラード・アグラサル（Ariel Bolívar Jurado Agrazal）

パナマ、コクレ県アグアドゥルセ出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。愛称は、かつてのスター選手になぞらえた「バートリト」。一部メディアでは「フラド」と表記されることもある。

経歴

プロ入りとレンジャーズ時代

2012年12月、テキサス・レンジャーズと契約しプロ入り。

2013年: ルーキー級ドミニカン・サマーリーグでプロデビュー。9試合に先発し、6勝0敗、防御率2.39、47奪三振を記録。
2014年: ルーキー級アリゾナリーグでプレー。14試合（先発3試合）に登板し、2勝1敗、防御率1.63、35奪三振を記録。
2015年: A級ヒッコリー・クロウダッズで22試合（先発15試合）に登板し、12勝1敗、防御率2.45、95奪三振と躍進。
2016年: A+級ハイデザート・マーベリックスとAA級フリスコ・ラフライダーズでプレー。合計24試合（先発22試合）に登板し、8勝6敗、防御率3.66、106奪三振を記録。
2017年: AA級フリスコで27試合に先発し、9勝11敗、防御率4.59、95奪三振。テキサスリーグのオールスターに選出。オフに40人枠入り。
2018年: AA級フリスコからスタートし、5月19日にメジャー初昇格。同日のホワイトソックス戦でメジャーデビュー（4.2回を4失点で敗戦）。メジャーでは12試合（先発8試合）に登板し、5勝5敗、防御率5.93、22奪三振を記録。
2019年: 32試合（先発18試合）に登板し、7勝11敗、防御率5.81、81奪三振を記録。
2020年: 7月31日にDFAとなる。

メッツ時代

2020年8月5日、トレードでニューヨーク・メッツへ移籍。メッツでは1試合の登板にとどまり、オフにノンテンダーFAとなった。

無所属時代

2021年はどの球団にも所属せず。トミー・ジョン手術を受け、リハビリに専念。

ツインズ傘下時代

2022年3月20日、ミネソタ・ツインズとマイナー契約。A級フォートマイヤーズで実戦復帰後、AAA級セントポールで14試合に登板し2勝を挙げるも、メジャー昇格はならず。オフにFA。

キウム時代

2022年11月25日、韓国プロ野球（KBO）のキウム・ヒーローズと契約。2023年は11勝を記録し、2024年もキウムと再契約。2024年11月30日、自由契約選手として公示された。

サムスン時代

2024年12月6日、サムスン・ライオンズと2025年の外国人選手として契約。

投球スタイル

ツーシームを多投し、チェンジアップ、スライダー、カーブも使用する。

詳細情報

年度別投手成績

（2020年度シーズン終了時）

年度別守備成績

（2019年度シーズン終了時）

記録

MiLB
テキサスリーグ・オールスターゲーム選出：1回（2017年）

背番号

57（2018年 - 2019年）
49（2020年）
75（2023年 - ）

脚注

注釈

出典

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 J
パナマ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
* Ariel Jurado stats MiLB.com （英語）

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