アレイ・ネットワークス

アレイ・ネットワークスについての詳細

アレイ・ネットワークス（Array Networks）は、2000年に設立されたアメリカの企業で、主にロードバランサーやSSL-VPN装置の製造を行っています。本社はカリフォルニア州ミルピタスに位置し、そのグローバルな展開が特徴です。加えて、日本法人も存在し、アレイ・ネットワークス株式会社として2001年に設立され、神奈川県川崎市に本社があります。この日本法人は、アメリカ本社から100%出資された子会社で、代表取締役には岡本恭一氏が就任しています。

事業所情報

日本法人のメインオフィスは、川崎市川崎区のGS川崎ビルの4階にあり、以前の本社は2014年10月まで横浜市中区にありました。こうした地理的な変遷も、企業の発展や成長を反映しています。

主要製品とサービス

アレイ・ネットワークスは、様々な分野の企業ニーズに応えるために多岐にわたる製品ラインを展開しています。以下はその代表的な製品です。

Array AVX - 仮想基盤装置

この製品は、2015年にリリースされたマルチテナント型のアプライアンスです。他社製の仮想マシンを動かすこともでき、現在は「ネットワークファンクションプラットフォーム」としてネットワーク仮想化専用の基盤として紹介されています。さらに、2017年からは「ネットワークファンクションプラットフォーム・カンパニー」としてのイメージを強調しています。

Array AG - SSL-VPN装置

アレイ・ネットワークスは、SSL-VPN技術に特化した装置も提供しており、さまざまなモデルがあります。2018年8月時点では、以下の6つのモデルがラインナップされています：

• - AG1000: エントリーレベルから小規模ユーザー向け
• - AG1100: 中小規模ユーザー向け
• - AG1150: 中規模ユーザー向け
• - AG1200: 中規模ユーザーから事業者向け
• - AG1500: 大規模ユーザーから事業者向け
• - AG1600: 超大規模ユーザーから事業者向け

さらに、仮想アプライアンス「vxAG」も提供されています。

Array APV - ロードバランサー

ロードバランサー部門でも、複数のモデルを揃え、顧客の多様なニーズに応えています。2018年8月の時点では、x800シリーズとx600シリーズの2つの系列が存在し、各種モデルが展開されています。

APV x800シリーズ:

• - APV1800: エントリーレベルから中小規模ユーザー向け
• - APV2800: 中小規模ユーザー向け
• - APV5800: 中規模ユーザーから事業者向け
• - APV7800: 大規模ユーザーから事業者向け
• - APV9800: 大規模ユーザー向け

APV x600シリーズ:

• - APV1600v5: エントリーレベルから中小規模ユーザー向け
• - APV2600v5: 中小規模ユーザー向け
• - APV3600v5: 中規模ユーザー向け
• - APV7600: 大規模ユーザー向け
• - APV11600: 大規模ユーザー向け

一次代理店

アレイ・ネットワークスの製品を取り扱う一次代理店には、以下の企業があります：

• - 株式会社日立システムアンドサービス
• - NECネッツエスアイ株式会社
• - 株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
• - エフビットコミュニケーションズ株式会社
• - 株式会社ネットケアサービス

公式サイト

更なる詳細情報については、アメリカ本社の公式サイトまたは、日本法人の公式サイトを訪れることで知ることができます。アレイ・ネットワークスは、ネットワーク技術の進化をリードし続けています。

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