アレックス・ガーズバック

アレクサンダー・ジョセフ・ガーズバックについて

アレクサンダー・ジョセフ・ガーズバック（出生名：Alexander Joseph Gersbach）は、1997年5月8日にオーストラリアで誕生したサッカー選手です。彼はドイツ系とギリシャ系の両親を持ち、ニューサウスウェールズ州のオーバーンで育ちました。ポジションはディフェンダー（DF）で、オーストラリア代表としても活動しています。

クラブ経歴

ガーズバックは幼少期からサッカーに親しみ、ミランダ・マグピーズやサザランド・シャークスFCでフォワードとしてのキャリアをスタートさせました。その後、オーストラリアン・インスティチュート・オブ・スポーツに入学し、才能を開花させました。

2014年、彼はシドニーFCと契約を結び、背番号13でプレーを始めました。2014年8月にはFFAカップのラウンド32でプロデビューを果たし、その後、Aリーグでも初出場を迎えました。2015-16シーズンには背番号3を身に付け、クラブでの存在感を示しました。

2016年にはノルウェーのローゼンボリBKへ移籍し、移籍金は推定50万ドルでした。ここで初めてフル出場を果たし、経験を積みましたが、その後の複数のレンタル移籍を経て、2019年にはオランダのエールディヴィジに所属するNACブレダに参加しました。残念ながら、このチームはそのシーズンで降格しました。

その後、デンマークのオーフスGFに移籍し、2021年にはフランスのリーグ・ドゥに所属するグルノーブル・フット38へ完全移籍しました。様々なリーグでの経験を蓄えた彼は、2023年1月にコロラド・ラピッズに移籍し、今後の活躍が期待されています。

代表歴

ガーズバックは、代表選手としても多くの大会に参加しています。2015年にはAFC U-19選手権の予選メンバーに選ばれ、その後もU-23国際大会での代表メンバーに名を連ねました。特に、AFC U-23選手権には2016、2018、2020年と出場し、若手選手としての地位を確立しました。

2016年3月には、2018 FIFAワールドカップ・アジア2次予選のタジキスタン戦とヨルダン戦でA代表に招集されるも、残念ながら出場機会は得られませんでした。しかし、同年6月にギリシャ代表との親善試合で初めてA代表に出場し、印象的なアシストを記録しました。その後もFIFAコンフェデレーションズカップ2017にて公式戦デビューを果たしました。

ガーズバックは、彼のサッカーキャリアを通じて幾多の経験と成長を重ねてきた選手であり、今後の国際舞台での活躍が大いに期待されている選手です。

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